青色や紫色の花を咲かせる花、それがムスカリです。
これらムスカリは芳醇な香りを持つ花としても知られています。
しかし、その特徴や開花時期、名前の成り立ちなどは知らない方も多いかもしれません。
そこで今回はそれらムスカリについて解説します。
特にここではムスカリがどのような花なのか、どのような花言葉を持つのかについて説明します。

目次
ムスカリとは?
ムスカリという名前

ムスカリとは?

ムスカリの花言葉は?特徴や開花時期や名前の成り立ちを解説
(画像=『FUNDO』より 引用)

まずはムスカリがどのような花なのかを見ていきましょう。

ムスカリの特徴
ムスカリはキジカクシ科ムスカリ属の植物です。
ムスカリは美しい花を咲かせるのが特徴です。
それでいて香しい匂いを放つことでも知られています。

ムスカリの開花時期
ムスカリの開花時期は3月~5月頃となります。
その花色は青色や紫色をしているものが多いです。
特にブドウの房のような小さな花がたくさん咲くのが特徴です。
これらムスカリの花持ち期間は5日~7日ほどで、中には10日間ほど持つ場合もあるのだとか。

ムスカリの原産
ムスカリの原産地はアジアやヨーロッパ、アフリカなどです。
それぞれ南西アジア、地中海沿岸、南アフリカを中心に自生する植物とされています。
現地では古くから美しい花として園芸用や観賞用とされました。
現代ではその他の分野にも使用されるなど、原産地では意外と馴染み深い花となっています。

ムスカリという名前

ムスカリの花言葉は?特徴や開花時期や名前の成り立ちを解説
(画像=『FUNDO』より 引用)

ではムスカリという名前はどこから来たのでしょうか。
ここからはムスカリの名前の由来や語源を見ていきましょう。

名前の由来は薬・香料の「麝香」から
ムスカリはギリシャ語の「moschos(ムスク)」から来ているとされています。
これは薬や香料として知られる麝香のことを意味する言葉です。
事実、ムスカリの原種は芳醇な香りを持つことで知られます。
そこから転じて「ムスク⇒ムスカリ」となったそうです。
日本ではムスクの香りなど、実際に嗅いだことがある方も多いかもしれません。
それら良い匂いがするところから名付けられたのがムスカリです。

別名は「ブドウヒヤシンス」
ムスカリの別名で「ブドウヒヤシンス」と呼ばれます。
和名では「葡萄風信子」という漢字表記が採用されています。
これはムスカリの花がブドウのように見える様子から来ているそうです。
事実、ムスカリの花はブドウの果実が実っているかのように咲くのが特徴となっています。
他にも、ムスカリは青色や紫色の花をつける様子から「ルリムスカリ」という別名でも呼ばれます。