総務省「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を契機とした支援プログラム『ICTスタートアップリーグ』の公募受付が2023年6月19日から始まりました。本プログラムは、総務省とスタートアップに見識がある有識者、企業、団体などの民間が一体となって、ICT分野でのスタートアップの起業と成長に必要となる支援と競争の場を提供しようという取り組みです。
子どもたちがビジネスプレーヤーに憧れる未来を
運営事務局によると、『ICTスタートアップリーグ』はスタートアップ同士が競争する場を提供することがスタートアップの成長の一助になるとしています。また、スポーツ選手に憧れるように子どもたちがスタートアップビジネスプレーヤーを目指す未来を作ることもビジョンのひとつとして活動を行うそうです。
将来的にはICT分野だけではなく、さまざまな分野のスタートアップを支援する「リーグ(機構)」にまで成長させ、世界に誇れる企業を輩出することを目指しています。
運営委員会メンバー
このプログラムの制度設計、採択に関わる評価及び助言を行う委員会メンバーは以下の通りです(順不同)。
伊藤 穰一氏(株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役)
植田 勝典氏(⽇本エンタープライズ株式会社 代表取締役社長)
岡本 祥治氏(株式会社みらいワークス 代表取締役社長)
奥田 浩美氏(株式会社ウィズグループ 代表取締役)
合田 ジョージ氏(株式会社ゼロワンブースター 代表取締役 CEO)
⿑藤 香氏(株式会社Niantic グローバルコミュニケーションディレクター)
佐々木 喜徳氏(株式会社ガイアックス 執行役員)
中村 亜由子氏(株式会社 eiicon 代表取締役社長)
名倉 勝氏(CIC Tokyo ゼネラル・マネージャー/一般社団法人スタートアップエコシステム協会理事)
原田 博司氏(京都大学大学院 情報学研究科 教授)
藤本 あゆみ氏(Plug and Play Japan株式会社 執行役員CMO/一一般社団法人スタートアップエコシステム協会 代表理事)
プログラム概要
募集受付期間:
2023年6月19日12:00〜7月31日18:00
募集対象(自薦・推薦):
ICT分野で起業を目指す個人またはグループ
ICT分野で成長志向のあるスタートアップ
支援内容:
【Support I】
これから本格的に起業や事業化を目指す個人またはグループや、起業して間もないスタートアップなどが行う、ICTの研究開発に対して支援します。
開発支援金:最大300万円
支援期間:約6ヶ月
【Support II】
事業の確立、拡大を目指し、技術の事業化、事業計画のブラッシュアップなどに取り組む個人またはグループや、スタートアップなどが行う、ICTの研究開発に対して支援します。
開発支援金:最大2,000万円
支援期間:約6ヶ月
※SupportI、IIともに以下の伴走支援を行い、スタートアップの立ち上げと成長を支援し促進します。
・専門家による起業、開発、実用化への助言
・人材確保のサポート
・ピッチ、マッチングイベントの開催
・実用化に係る事務的な支援 (購買、物品管理、特許取得サポートなど)
・開発、起業ノウハウに関する勉強会
応募方法・詳細:
公式サイト内の応募フォームよりご応募ください。
*プログラムの詳細については、公式サイト内「令和5年度募集要項」をご覧ください。
※募集要項に書かれている「応募に際しての注意事項」を必ずご確認の上ご応募ください。
PR TIMES: