東京ビッグサイトにて、6月21日~23日の期間『日本 ものづくり ワールド 2023』が開催されます。RX Japan株式会社が主催。事前に招待券を申し込むことで、入場・参加は無料です(一部講演を除く)。

本展は、日本最大級の製造業の展示会で、DX・省エネ製品・3Dプリンタなどをテーマにした10の専門展示で構成。1,750社が出展し、製造業に関わるあらゆる製品を比較検討することができるというコンベンションです。展示会とあわせて、日産自動車、ボーイング、トヨタ自動車、ソニー、NVIDIAなどから講師が登壇し、製造業におけるDX推進・AI活用、メタバース、開発・製造事例、3Dプリンタの最新動向などを学ぶセミナーが多数行われます。

講演概要

このカンファレンスの基調講演は、『次世代クルマづくり』と題して日産自動車株式会社常務執行役員・車両生産技術開発本部から平田禎治氏が登壇。同社の電気自動車「アリア」の革新的な生産システムを紹介します。

また、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)※・3Dプリンタ領域では、樹脂を金属並みに強化する方式(世界初・特許取得)を開発した3Dプリンタメーカー米・Markforged(マークフォージド)社・社長兼CEOシャイ・テレム氏の講演や、国内先進企業での「AMイノベーション」をテーマにしたものづくり技術者たちによるパネルディスカッションが行われ、AMの導入から活用の事例や、具体的な実践経験やノウハウについて詳しく紹介される予定です。

さらに、入社5年目までの若手社員に向けて開催される、製造業系Youtuberものづくり太郎さんを講師に招いた最新の「DX」「制御」の勉強会も実施されます。(詳細はこちら)

※アディティブ・マニファクチャリングとは、3Dプリンターで用いられる積層造形によるものづくりのこと。従来の切削・射出成形・プレスなどの技術はサブトラクティブ・マニュファクチャリング(除去造形)と呼ばれます。

専門展示概要

日本ものづくりワールドは下記10展で構成されています。

設計・製造ソリューション展

 CAD、CAE、ERP、生産管理システムなど製造業向けITソリューションが出展

機械要素技術展

 モータ、ベアリングなどの機械部品や切削、プレスなどの加工技術が出展

ヘルスケア・医療機器 開発展

 医療機器・ヘルスケア機器の開発、製造技術や部品、計測機などが出展

工場設備・備品展

 工場向けの省エネ製品、物流機器、メンテナンス製品、安全用品などが出展

ものづくりAI/IoT展

 製造業向けIoTプラットフォーム、AIソリューション、通信機器などが出展

次世代3Dプリンタ展

 AM、3Dプリンタ、材料、受託造形サービスなどが出展

航空・宇宙機器開発展

 工場向けの省エネ製品、物流機器、メンテナンス製品、安全用品などが出展

計測・検査・センサ展

 製造業向け計測機、検査機、試験機、計量機、センサ、カメラなどが出展

製造業DX展

 製造業の業務デジタル化、DXを推進するIT製品、サービスなどが出展

ものづくりODM/EMS展

 開発・製造ODM、EMSなどを得意とするアウトソーシング企業が出展