シラチャーソース

米国で人気のアジア系調味料「シラチャーソース」の販売価格が急騰している。庶民の味方だったホットソースが高級品となり、飲食店のテーブルから盗まれる被害も発生しているという。

シラチャーは近年、商品不足が報じられていた。昨年6月には、製造元のフイ・フォン・フーズ(Huy Fong Foods)が、原材料の品質に「影響を及ぼす気象条件により、深刻な唐辛子不足に直面」したとして、注文の受付を一時停止したことが話題となった。

フイ・フォンはサンフランシスコのメディアSFGATEに対し、1年経った現在も「引き続き、供給量に限りがある状態」が続いていると回答。通常の生産体制の復帰については、目処が立っていないという。