![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/03/GettyImages-1245140588-1.jpg)
セリエA(イタリア1部)王者ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、日本人選手の獲得を目指すことを公言。ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属DF板倉滉、VfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝の2名が獲得候補に挙がる中、現地メディアがリュディ・ガルシア新監督の思い描く補強計画を報じている。
デ・ラウレンティス会長は先月下旬、イタリアメディア『Rai』の番組内で「我々はまさに日本人選手の獲得へ動いているところだ。日本人の友人から、日本でスカウトをするための契約書の草稿を送ると連絡があった」とコメント。韓国代表DFキム・ミンジェがバイエルン・ミュンヘン移籍に迫っており、後釜候補として板倉と伊藤をリストアップした可能性が伝えられている。
またイタリア紙『Il Mattino』の報道によると、キム・ミンジェの後釜には日本人選手2名のみならず、アタランタ所属DFジョルジオ・スカルビーニ、RCランス所属DFケヴィン・ダンソも含まれているとのことだ。
そんな中、ナポリは今月15日にリュディ・ガルシア監督の就任を公式発表。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道によると、新指揮官はスカルビーニの獲得を望んでおり、板倉や伊藤はスカルビーニ獲得失敗時の代替候補だという。
なお、以前からナポリが獲得を望んでいたMF鎌田大地については、今月中にミランと4年契約を交わすとみられている。ガルシア新監督がスカルビーニ獲得にこだっているとみられるだけに、ナポリ会長による日本人選手獲得計画が実現するか不透明だ。