23年秋以降、iPhone Xや8/8 Plusユーザーはどうすればいいの?
次期iOS 17のアップデートが受けられないことが判明したiPhone Xや8/8 Plusですが、いったい、いつまで安全に使い続けることができるのでしょうか?
まず考えられるのが、23年秋までにiPhone Xや8/8 Plusを売却して、もう少し新しい世代のiPhoneに乗り換えることです。最近は、iPhone 13などの中古も安くなっていますので、これを機会に買い替えを検討してみるのもアリでしょう。
ただし、中古のiPhoneを購入するときはバッテリーの状態には注意が必要です。もし、iPhoneの設定の「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で80%を切っているようなら、いくら安くでも避けたほうがいいでしょう。
iPhoneのバッテリーの状態を確認する方法
中古がイヤな人は、MNPでキャリアを乗り換ええるとき、最新のiPhoneを割引き価格で買うこともできます。
次に考えられるのが、このままiPhone Xや8/8 Plusを使い続けることです。実はこれまでもAppleはiOSに重大な脆弱性が発見された場合、セキュリティアップデートを継続してリリースしています。
たとえば、2023年1月23日にリリースされたiOS 12.5.7のセキュリティアップデートでは、なんと9~10年前に発売されたiPhone 5sや6/6Plusがアップデート対象となっていました。
また、同時にリリースされたiOS 15.7.3では2015年発売のiPhone 6sや7、SE(第1世代)がセキュリティアップデートの対象になっています。
もちろん、今後も同じようにサポートを受けられるかどうかは分かりませんが、過去の事例を考えると、iPhone Xや8/8 PlusがiOS 17のサポート対象外となったからと言って、即座に危険な状態になって使用できなくなるわけではありません。
まとめ|iPhone Xや8/8 Plusはもう数年使える可能性も!
いかがでしょうか? iPhone Xや8/8 Plusユーザーにとっては、次期iOS 17のアップデートから外れてしまったのはショックでしょう。
とはいえ、Appleでは過去に10年もの長期間iOSのセキュリティサポートを実施してきた実績があります。
今後のアップデートはAppleしだいですが、最新機能やアプリを使えなくても構わないという人なら、iPhone Xや8/8 Plusをそのまま使い続けるのもアリです。少なくとも23年秋までは安全に使えますので、それまでにどうするか決めればいいでしょう。
ただし、iPhoneは販売を終了した日から5年以上7年未満の製品については「ビンテージ製品」に区分して、修理サポートが制限されてしまいます。
iPhone Xは2023年中にビンテージ製品扱いとなる可能性が高く、iPhone 8は2025年頃になると予想されています。
ビンテージ製品扱いになると、修理サポートは部品の在庫状況しだいとなり、部品が無くなれば純正品での修理は難しくなりますので、もし、今後もiPhone Xや8/8Plusを使い続けたいなら、早めにバッテリーだけは交換したほうがいいかもしれません。
※サムネイル画像(Image:Poetra.RH / Shutterstock.com)
すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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