しかし、同盟国の圧力を受け、戦争終結後にウクライナのNATO加盟プロセスを加速化させることについてアメリカは「オープン」な姿勢を見せています。

ウクライナのNATO加盟だけではなく、次期事務総長についてもNATO内で分断が生じています。

デンマーク元首相が本命と目されていますが、ポーランドは反対しています。

戦争終結後にウクライナがNATOに加盟することが確約されると、ロシアとしては戦争を継続せざるを得ません。

これは、ロシアが永久に戦争を続ける逆インセンティブを与える可能性があるように思える。

現段階でウクライナのNATO加盟を前面に出すことは、果たして賢明な判断なのでしょうか?

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