「被る」を使った言葉は様々な意味で用いられる

「猫を被る」とはどんな意味の言葉?その類義語は?
(画像=『FUNDO』より 引用)

最後に「被る」という言葉が含まれる表現についても併せて見ておきましょう。

羊の皮を被った狼

「羊の皮を被った狼」は裏で何かを企てていることの例えです。
特に親切そうに振る舞いながら内心では良からぬことを考えていることを言います。

これらの表現は物事に対してというよりも人物に対して使用されることが多いかもしれません。
ちなみに、これらの言葉は新約聖書から来ているのだとか。

泥を被る

「泥を被る」とは自分のみが責任をすべて負うことの例えです。
中でも他人に代わって不利で損な役割を引き受けることを言う言葉となっています。

それだけでなく他人の責任を自分が負うことなども意味します。
要は嫌なことを自分が背負ってしまうことを言った表現です。

褐を被て玉を懐く

「褐を被て玉を懐く」とは優れた才能を世間に知られないように隠すことの例えです。

「褐」は粗末な衣服を意味します。
「玉」は優秀な才能を意味します。

つまり、粗末な身なりをしていても優れた才能を秘めているという意味の言葉となるわけです。

まとめ

「猫を被る」は本来の姿を隠して、周りに取り繕うように振る舞うことを言う表現です。
近年では周囲から良く思われようとして大人しそうに振る舞うことを言った言葉とされます。

これら「猫を被る」と似た表現には「ぶりっ子」や「かまとと」などがあるので、ぜひ併せて覚えておきましょう。

提供元・FUNDO

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