昭和バブルが、銀行からの借り入れを使った国内 投資家の短期資金が中心になっていたのとはずいぶん状況が異なります。

日本円は、米ドルに対してだけではなく、ユーロやポンド、そしてスイスフランなどに対しても下落しています。

外貨で見ると、日本の不動産は割安感が強く、今後円高になれば、外国人投資家から見れば、為替のキャピタルゲインも狙えることになります。

このように、昭和バブルとはかなり状況が異なっていることから、今の状況がしばらく続くのではないかと予想します。

ただし、上記の見方には、私自身の「ポジショントーク」によるバイアスがかかっている可能性があることはお含みおきください。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年6月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。