LGBT法案が成立する前から、このような状況なのである。これが同法案が成立したら、どうなるか。「自称女性の男性」が女子トイレに入ることを、もっと止められなくなるだろう。法案成立は「自称女性の男性」が女子トイレに入りやすい環境が整備・強化されてしまうことに繋がるであろう。実際、今でも現場では、「自称女性の男性」を女子トイレに入ることを止められないのだから。
自民党の稲田朋美議員は、テレビの中で「今も公衆浴場の要項の中で、『男女は分ける』と書いてあります。その男女はどういう男女ですかと厚労省に聞きましたら、この男女は身体的な特徴によって分けるということを、明確に国会の答弁でも言っています。これはルールの決め方の問題で、この法律を作ったら、身体的特徴で決めてるところがいきなりこの自認によって決めるとか、不当な差別になるっていう事は全くない。この法律ができることでおかしな事態が起きるっていうのは全然違う話だと思います」と語っている(関西テレビ「newsランナー」2023年5月18日放送)。
これは、公衆浴場の話だが、トイレも「身体的な特徴によって分け」られるはずである。しかし、現場では既にそれが崩れているところもあるし、繰り返しになるが、「自称女性の男性」が女子トイレに入ることを現状でも止められないのである。これが、法律ができたら、どうなるか・・・。
「事件は国会で起きているのではない。現場で起きているのだ!」ということが実感できる「てくてくさん」の体験だ。