サステナブルな洋服を展開するブランド「039LAUNDRY(ゼロサンキュウランドリー)」は、循環型ファッション「自然と循環の輪」をコンセプトに、6月14日(水)~6月29日(木)の期間、銀座三越にてポップアップショップを開催する。

「今まで作られてきたもの」と「新しく作るもの」という2つの観点から、過去・現在・未来にわたって環境についてできることを考え、ファッションロスのない世の中を目指してメッセージを発信する。

“循環”の輪を届ける「039LAUNDRY」

「039LAUNDRY」の製品のもととなる糸を作っている自社工場は、四季の移ろい豊かで人々の生活と自然とが密着した美しい町として知られる、長野県大町市にある。

北アルプス3,000m級の山岳部の麓に位置し、周囲の山々に降る豊富な雨や雪の恩恵を受けた水を地下からくみ上げ、工場の空調管理に利用。自然の力を借りた、人にも環境にも優しい工場だ。

同ブランドがものづくりを始めてから5年。その時の中でめぐりめぐって生まれた製品を通して、“循環”の輪を広げていく。

“今まで作られてきたもの”「DENIM MIXシリーズ」

「DENIM MIXシリーズ」は紡績会社の強みを活かしたアイテムのシリーズ。

回収してきたUSEDデニムを厳選し、人の手によって金具や縫糸などを限りなく取り外す。その後、使用できる部分を選別した上で細かくカット。チップ状になったデニムは大町工場へ渡り、Tシャツに適した独特のシャリ感のあるUSAコットンと混ぜ合わさることで、独特な色合いのオープンエンド糸へと生まれ変わる。

縫製は徳島工場にて仕立て、手間と時間をかけながら再生させていくことにより、青みがかった霜降りや、ところどころにネップのようなデニムのかけらなどが現れ、同じ表情のものは二つとない製品となる。

“新しく作るもの”「アメリカ産シーアイランドコットンシリーズ」

「アメリカ産シーアイランドコットンシリーズ」は、超長綿であるアメリカ産シーアイランドコットンをオープンエンド精紡で仕上げたアイテムのシリーズ。

あえて太めのオープンエンド糸にすることで独特のハリやコシが感じられる丈夫な生地となっており、長く愛用することができる。紡績は大町工場で、縫製は徳島工場にて行い1枚1枚丁寧に仕立てている。

編み立て、染色、縫製、刺繍に至るまで、受け継がれてきた伝統技術を取り入れ、ゆっくりと時間をかけて仕上げた日本のものづくりの魅力がたくさん詰まった製品だ。

また、縫製糸や品質ネームを天然素材で仕上げたアイテムなどにもこだわっている。

紡績から一貫してサステナブルにこだわる同ブランド。その上質なものづくりを、ポップアップショップで実際に感じてみよう。

039LAUNDRY POP UP SHOP
期間:6月14日(水)~6月29日(木)
会場:銀座三越 本館5階 GINZAステージ
所在地:東京都中央区銀座4-6-16
営業時間:午前10時~午後8時

(hachi)