今期最高の船中釣果となった2日目
2日目。朝方はアタリがなく、アカムツがなかなか顔を見せてくれない展開で初日よりも厳しいスタートとなった。筆者は仕掛けや餌など変えて色々試してみるがしばらくはアタリすらない。そんな渋い状況のなか、船長が「こういう喰いが悪いときは仕掛けもエサもシンプルにしてみてくださいね」とアナウンス。
この言葉を手掛かりに、筆者はそれまでのホタルイカとサバの切り身の抱き合わせにしていた付け餌をホタルイカの壺抜き(ホタルイカの外套を外しゲソと肝だけにすること)だけに変更してみた。その後ようやくアタリがあり、前日よりもかなり遅めのうれしいファーストアカムツをキャッチできた。「はい、本命上がりました。おめでとうございます」と船長の祝福のアナウンスが耳に心地よい。
3連続ダブルも
10時頃からは船中でアタリが急増。船長のアドバイス効果か、ポイント移動が当たったのか、時合なのか。筆者と寺さんには怒涛の3連続ダブルヒットもあったほどだ。
こんなときでも、船長と奥様が手分けして手際よくタモ入れしてくれるのでアングラーは竿を手持ちのまま高く巻き上げるだけでよく、そのおかげで取り込み時のバラシが圧倒的に少ない。時合いは正午くらいまで2時間ほど続き、筆者はこのタイミングで数を伸ばすことができた。
最終釣果
乗船者8名全員の釣果を合わせた船中釣果はなんと今期最多の54匹。もちろん前日に続きこの日も船中8名全員安打。
竿頭のベテランアングラーさんはなんと14匹、筆者は11匹、もうおひとかた毎週通い詰めている常連さんが10匹と合計3名がつ抜け達成。竿頭さんの14匹も今期最高とのこと。釣友・寺さんも6匹で自己ベストを更新した。
今後の展望
帰港後は今期最高釣果の記念に乗船者全員で釣ったアカムツを赤いダイヤの指輪にして強神丸名物の集合写真。船長にお口添えいただき全乗船者様こころよくTSURINEWSへの写真掲載OKもいただきました。
富山湾アカムツ釣りの本格シーズンはまだはじまったばかりなので、今期最高の実績も次々と塗り替えられていくことでしょう。筆者はその日にもまた一緒に乗船できることを夢見て次回の乗船ももちろん予約済みである。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>
強神丸
出船場所:海竜マリンパーク