北海道コンサドーレ札幌所属MF小林祐希は、今月14日にDF西大伍のYouTubeチャンネルで公開された対談動画で、韓国クラブ在籍時の苦悩を語った。
小林は東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、エールディビジ(オランダ1部)ヘーレンフェーンなどをへて、2021年7月に韓国2部ソウルイーランドへ加入。しかし9月以降にリーグ戦全試合でベンチ外になると、2021シーズン限りで退団した。
また2022シーズンは江原FCに在籍していたが、韓国1部リーグでスタメン出場わずか6試合。6月末以降5試合つづけてベンチから外れてセカンドチームに送られると、7月にヴィッセル神戸へ完全移籍している。
そんな小林は札幌のチームメイトである西との対談で、江原FC在籍時の経験を告白。「自分の思ったプレーをしない選手は、すぐセカンドチーム行き。(監督が)ミスした選手の名前呼んで、ライン際で殴るフリとかするんですよ。自分の好きなプレーしない選手を落とすだけならいいし、差別もないけど、罰則が激しい」と語っている。
また罰則の内容について、「ゴール前でゴールキーパーと1対1になってる選手がいて、横に味方がいて流せば簡単にゴールできるところを自分でシュートを打って外した。そいつ2ヶ月ぐらいセカンドチームから上がってこれなかった」と、他の選手の実体験を交えながら説明。
「韓国で良かったことは、理不尽なことに対して我慢するっていう力をつけた」と、ひとりの人間として韓国で成長したことを強調している。