巨額の資金不足に陥る日本

2大地震そして富士山が噴火すると、その死者、被災者、倒壊した建物、GDPの大幅な減少。政府には災害復興に充てられる資金はない。一部の自治体では真剣になって災害を最小限に食い止めるべく、その為の準備も進めている。ところが、政府に資金が不足すると支援ができなくなる。

更に、日本人は外国からの侵略に武器を持って立ちあがると世論調査で答えた国民の数は世界で最も低い国のひとつだ。このような国の国民が国家の存亡危機に見舞われた時に国民が一丸となって国家を守り、自分たちの苦境からの回復に団結して取り組む意志があるか筆者にはその確信が持てない。

だから、大災害の後に政治改革が起きるなど期待する前に、日本という国家そのものが崩壊するかもしれない。

この大惨事を前に国家の舵取りができるリーダー集団の誕生が必要になっている。