陰惨な出来事が繰り返される本当の理由とは

 吉原では延宝4年から慶應2年にかけて、なんと22回もの火災が発生している。

 大正12年の関東大震災では、遊女の脱走を防ぐために入り口がひとつしか設置されていなかったため、多くの人々が閉じ込められる形に。かつて敷地内に存在した弁天池(現・吉原弁財天)には、猛火から逃れるために飛び込んだ遊女、および関係者490人が溺死するという悲劇も起きている。 

 度重なる火災、心霊現象、そして今回の事件と、吉原で陰惨な出来事が繰り返される理由には、明暦2年の”吉原移転”が関係しているというーー

文=浅香麻亜弥(トカナ編集部)

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

提供元・TOCANA

【関連記事】
初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?