昨年、「呪物を祝う」というコンセプトのもと”呪物”をテーマにした初の展覧会として盛況のうちに幕を閉じた『祝祭の呪物展』が、来月21日より東京・渋谷の澁谷藝術にて再び開催される。
すでに大阪編は今月21日に閉幕しているが、開催期間中、Twitterでは『祝祭の呪物展2』が何度もトレンド入りするなど、オカルト好きもそうでない人も巻き込む勢いで世間を賑わせている様子。
しかし一方で、強力な念が込められていたり、人を呪う目的で作られたものが一堂に会しているせいもあってか、会場では不可解な現象が頻発しているとの噂も……。
今月29日、陰謀論を得意とする放送作家・岸本誠氏と、”オカルト界のプリンス”の異名を取るはやせやすひろ氏による怪奇ユニット・都市ボーイズの公式YouTubeチャンネルに「【猫の呪物】呪物展であの猫が荒ぶる⁉︎はやせの身にも噛み跡⁉︎【呪物展】」が公開され話題に。オカルトコレクター・田中俊行氏とともに、当展覧会にさまざまなコレクションを出品しているはやせ氏自ら、会場で起きたゾッとするような怪奇現象の数々を報告している。
照明器具が突然落下、会場全体に漂うお香の匂い……
『祝祭の呪物展2』大阪編では、突然、会場内の照明が落下するというアクシデントが実際に起こっている。
しかし、その真下に展示されていた呪物はなぜか無傷。その場に居合わせた人々からは、「照明が奇妙な軌道を描いて、落下していく光景を目撃した」という声がいくつも寄せられているそうだ。
さらに、最終日に呪物展を訪れたという人物からは後日、「会場で強烈なお香の匂いを嗅いでから、現在も体調不良が続いている」と連絡があったとか。
はやせ氏自身も初日に来場者から「お香の匂いがちょっと強すぎるので、焚かないほうがいいんじゃないですか」とクレームを受け、すぐに会場スタッフに伝えたようだが「お香は焚いてないですよ」と言われるだけで、いまだに匂いの出どころが不明のままなのだという。
以前にも同様の経験があるらしく、とある番組に出演した際、まるで鼻先で線香を焚いているような匂いを嗅いだことがあるという。ほかの共演者とともに不思議な匂いに驚いていると、カメラマンから「実はあるものにカメラを向けてから、匂いがキツくなったんですよ」と告げられたそう。
その”あるもの”こそ、前の所有者から「匂いがとんでもなくキツくなるときがあるから、気をつけてね」と忠告を受けて譲り受けたものだったというーー。