モスバーガーの「フレンチフライポテト」に力強い需要があることが明らかになった。

 モスバーガーを展開するモスフードサービスは、ジャガイモの高騰を受けて、フレンチフライポテトに次ぐ主力サイドメニューの候補として「枝豆コーンフライ」を開発し7月13日に発売開始。

 同日には「白いモスバーガー」も新発売し、これに伴い「白いモスバーガー」に「枝豆コーンフライ」とドリンクを組み合わせた「夏トクセット」を“最大260円お得”を謳って9月中旬まで期間限定発売した。

モス「フレンチフライポテト」に力強さ 「枝豆コーンフライ」とのセット販売も「割高でもいいからポテトのセットが食べたい」声
(画像=「白いモスバーガー」と「枝豆コーンフライ」にドリンクを組み合わせた「夏トクセット」,『食品新聞』より 引用)

 この手応えについて、9月6日発表した安藤芳徳上席執行役員マーケティング本部長は「『枝豆コーンフライ』を定番化してほしいお声があり秋も販売しているが、驚いたのはポテトの強さ。セットでは“最大260円お得”とかなり思い切った価格設定にしたが、“割高でもいいからポテトのセットが食べたい”という方が結構多かった。売上的には、ポテトの売上げはそのままに枝豆が追加で乗っかったとみている」と説明した。

 なお「白いモスバーガー」は9月中旬まで発売され、310万食の販売目標を上回る350万食の販売を記録した。

提供元・食品新聞

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