5色半付近でアタリ3連
時間がたつと少しずつ海面が波立ってきたので、少し戻ることにした。この日はあまり近い所ではキスのアタリが出ていないので、6色半から探ることにした。風が出てきたので、フロートタイプのオモリからムクのオモリに替えてキャスト。探りを開始すると、5色半近辺でアタリが出た。
そのまま探り続け、4色を残して仕掛けを回収すると、キスが3連で掛かってきた。いい所に仕掛けが落ちたようだ。

最終釣果
その後もキスを追加していると、風がかなり強くなってきた。飛距離が出なくなってきたので、固定のL型テンビンに変更した。アタリは取りにくくなるが、距離は少し稼ぐことができる。
風は強いが6色の中にキャストすると、キスが釣れてくる。キスを追加していたが、携帯で天気予報を見るとそろそろ雨が降ってきそうなので、11時半を回ったところで納竿とした。釣果は15cmを頭に24匹だった。

キスの接岸は1か月遅れ
昨年と比べると型が小さく数もかなり少ないが、やっと顔を見せ始めてキスのシーズンがスタートしたと言えよう。地元の人がよく散歩しているので話を聞いたところ、今年初めてキスを見たと言っていた。例年よりも1か月近く遅れているようだ。
今回の感じでは、まだアマモが所々に残っており、仕掛けが絡むとハリがなくなるので、引きやすくなるのは6月以降になるような気がする。気温がさらに上がってくると、水温が安定してくるので数もサイズも良くなるだろう。
釣行するときは、少し足でキスを探しながら釣るのが良いだろう。

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<週刊つりニュース中部版 APC・横山准司/TSURINEWS編>
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阿漕浦海岸
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この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年6月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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