まずは50cmオーバー本命ヒラメ

この日の川鳥君は絶好調で「川島ショー」が始まった。まずは1流し目で50cmオーバーの本命ヒラメを上げる。前日ヒラメはノーバイトだった川島君はうれしそうだ。

3日間の船での泳がせ釣りでヒラメ&マゴチ連発【愛知・南知多】最大は68cm大ビラメ50cmオーバーの本命ヒラメ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・村上和宏)

山海前を流したが、私にはアタリがなく、船長は内海前へ移動する。すると、また船長がタモを持って右舷へ。

川島君が先ほどと同サイズの2匹目のヒラメを釣り上げ、続けざまに50cmのマゴチを上げる。一方、左舷の私にはアタリもない。

3日間の船での泳がせ釣りでヒラメ&マゴチ連発【愛知・南知多】最大は68cm大ビラメ続けざまに50cmのマゴチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・村上和宏)

右舷にアタリ集中

船を山海前に移動すると、また船長がタモを持って右舷へ向かい、川島君が本日3匹目の47cmのヒラメを上げる。さらにマゴチを追加し、船長は「今日は右舷しか釣れないね」とつぶやく。左舷の私には、ここまでアタリがなく、時間だけが過ぎていた。

川島君はさらにマゴチを追釣し、午後1時に沖上がりとなった。本日の釣果は50cm前後のヒラメ3匹とマゴチ。すべて川島君の釣果で、私は痛恨のボウズとなった。

3日間の船での泳がせ釣りでヒラメ&マゴチ連発【愛知・南知多】最大は68cm大ビラメ良型ヒラメ&マゴチ連発(提供:週刊つりニュース中部版 APC・村上和宏)

川島君と私はヒラメが食べたくて釣りをしているが、今日は川島君のおかげで、旅館で調理してもらいヒラメの薄造りを食べることができた。おいしかった。2日目は川島君の日となったが、3日目に期待したい。

泳がせ釣り最終日

南知多ヒラメ泳がせ釣行最終日は、師崎港のすずえい丸を仕立てて最終挑戦となった。

当日も海上は穏やかなベストコンディションで、午前5時30分に出港してポイントを目指す。この日も、2人とも大ドモに釣り座を構えた。

航程30分ほどでポイントに到着。海上はナギでコンディションは良さそうだ。船を回した船長から「75mです。やってみましょうか」といつもの合図があり、元気なイワシをサミングしながら底まで誘導する。

今日も隣の川島君に1投目からアタリがあり、電動の巻き上げを行い52cmのヒラメが私のタモに入った。前日の好調をキープしている。

3日間の船での泳がせ釣りでヒラメ&マゴチ連発【愛知・南知多】最大は68cm大ビラメ52cmのヒラメ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・村上和宏)

筆者はマゴチ満喫

続いて私にもアタリがあり、食い込みを確認してハリ掛かりさせる。巻き上げると、40cmほどのマゴチが川島君のタモに入った。本命ではないが、なんとか1匹ゲットとなる。

その後、また川島君が巻き上げを行い、先ほどと同サイズの2匹目のヒラメを釣る。私にもアタリがあり、また2匹目のマゴチが釣れた。

当日は大潮で潮の流れが良いせいかアタリが頻繁にある。また川島君の巻き上げが始まり、水面に40cmほどの3匹目のヒラメが上がった。

ヒラメ3匹の川島君を横目に私にもアタリ。「ヒラメでありますように…」と期待したが、タモ入りしたのは3匹目のマゴチだ。

そんな私を横目に、また川島君が4匹目のヒラメを上げる。私はというと4匹目のマゴチが上がり、川島君に「マゴチ釣るのがうまいね。ヒラメの釣り方を教えましょうか」と上から目線で言われてしまった(笑)。

川島君は5匹目のヒラメを上げてニコニコしている。私にもアタリがあり、今度こそは!残り5m。なんとかヒラメでありますようにと願うが、上がったのはなんと5匹目のマゴチ。私はぼう然、川島君は笑顔。こんなこともあるのかと天を仰いだ。