朝日新聞社の2023年3月期決算(連結)が5月26日に発表になった。それによると主要数字は以下の通りだ。
・売上高:2,670億3,100万円(前年比−2.0%)
・営業損益:−4億1,900万円
・当期純利益:25億9,200万円
営業赤字は2年ぶりだ。新聞部数の減少と、新聞用紙などの原材料の高騰、水道光熱費の増加など支出が増大した結果だ。当期純利益が黒字だったのは、グループ企業への投資による利益のためだ。
朝日新聞社単体では営業損益が19億2,300万円の赤字、純損益で3億7,900万円の赤字だった。
朝日新聞は5月に購読料を値上げした。業務の効率化とデジタル不動産、イベントなどの事業で営業損益の黒字化を今期は果たすというが、部数の減少には歯止めがかからないだろうから、それを効率化と非中核事業の成長でカバーできるかどうか注目される。
文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO
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