ポイント2:WE ACTION DAYは要チェック!
WEリーグは、試合以外にも選手発案イベントに参加できるのが醍醐味のひとつ!開幕年からこれまで11クラブで戦ってきた同リーグは、シーズン期間中の各節試合のないチームが発生する。そこで、その日を「WE ACTION DAY」に設定し、同リーグの理念である「多様性社会の実現を目標にした活動」を選手主体で企画・考案しイベントを開催している。
今シーズンは全22回の活動が行われ、男女平等、ジェンダー、環境、ダイバーシティー、貧困など複数のテーマに基づき、選手がアイデアを持ち寄り構築していった。例えば、子どもたちを対象としたサッカー教室で選手が直接指導したり、トイレのマークに着目したジェンダー平等の座談会を開催したり、途上国のサッカーチームと国を越えて交流会を行いユニフォームを寄付するなど、その内容は多岐に渡る。これらの中には一般公募で参加可能な活動もあり、今まで参加したファンを含め学生や子どもたちにとって、選手と直に交流し意見交換を行える貴重な時間となっている。
来シーズンから12クラブとなり、これまで自動的に発生していた「試合のない日」が消滅するため、「WE ACTION DAY」がどのように設定されるのかも気になるところ。開幕後のスケジュールをチェックし、社会の未来とつながる「WE ACTION DAY」に参加してみてはどうだろう?
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/06/WE23084_d47.jpg)
ポイント3:スタジアムに行こう!
インターネットを介してどこからでもサッカーを楽しむことが可能となった近年。スタジアムの存在意義が問われる時代となってしまった。しかし、WEリーグの楽しさは「スタジアムに有り」と言っても過言ではない。
試合開始までの時間、実に様々なイベントが会場で開催されている。例えば、選手自らスタジアムの出入口でグッズやフードの販売サポートを行う「ファングリーティング」、子ども向けのサッカー体験教室開催やトークショーなど、選手と間近で触れ合えるイベントが盛りだくさん!各クラブが工夫し開催日ごとに内容を変えているので、行くたびに新しい発見があり面白い。
そして、スタジアムの良さといえばやはり「大迫力のプレーを目の当たりにできること」に尽きるだろう。女子サッカーに対して、パワフルさや技術不足などを指摘する声も少なからず存在する。しかし、それを払拭し魅力に気付かせてくれるのが「スタジアム観戦」だ。
実際のプレーの力強さやスピードは画面ごしでは伝わりにくいため、WEリーグに興味を持った人は騙されたと思って是非一度スタジアムで観戦して欲しい。今のところチケット料金もJリーグに比べてお手頃なので、気軽にスタジアムへ出掛けそれぞれの楽しみ方を見つけよう!
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2023/06/GettyImages-585887576.jpg)