ITフリーランスのマッチングサービス「フリエン」「チョクフリ」を提供するアン・コンサルティング株式会社は、2023年卒の新入社員500人を対象に行った意識調査結果を公開しました。社会人生活がスタートしたばかりの彼らは、副業やフリーランスになることをどう捉えているのでしょうか。
初任給では生活が苦しいため、副業に興味を
政府が副業解禁を推奨したことにより、多くの企業で副業制度が導入される昨今。この調査に回答したフレッシャーズの54.2%が、副業に興味をいただいているようす。その理由として、現在の給与では生活が苦しいことが理由に挙げられています。ちなみに、この調査対象の新卒者が回答した平均初任給(額面給与)は20.7万円です。一方で、時間の有効活用やスキルアップなどのポジティブな理由も上位回答として並びました。
入社した企業の退職を考えていない新卒者は回答者の3割
本調査で、500人の新入社員に「現在の企業に在籍しようと思っている年数」を聞いたところ、退職は考えていないと回答した人は30.8%という結果に。わからないという回答をあわせても回答者の4割以上が、いずれ退職することを考えているようです。
フリーランスとして働くことは?
フリーランスとして働くことは、全体の3割ほどの人が興味をいただいているという結果になりました。ところが、数年以内に退職を考えていると答えた人を対象にすると、1年以内と2年以内に退職を考えていると答えた人の70.0%、3年以内では48.0%、5年以内の30.6%がフリーランスとして働くことに興味を抱いているという結果が見えました。
本記事は、アン・コンサルティング株式会社の調査結果を引用しています。