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月20GBを超えると格安SIMは割高に!
格安SIMなら低速度で無制限プランという選択肢もアリ!
月20GBを超えると格安SIMは割高に!
月20GBのプランでは、格安SIMのほうがかなり安くなることがお分かりいただけたと思いますが、実は、月20GB以上のプランを用意している格安SIMは極端に少なくなります。
しかも、イオンモバイルの「さいてきMORIMORI」で月50GBが月額5,258円、「LinksMate(リンクスメイト)」が月50GBで月額5,500円、HISモバイルが月50GBで月額5,990円と、あまりお得感はありません。
その点、ahamoでは基本の20GBに80GBのデータ通信量を追加して100GBにしても月額4,950円と格安です。また、楽天モバイルは20GBを超えると無制限で月額3,278円ですので、月20GB以上使いたい人はこの2択になると思います。
ただし、格安SIMは料金だけで比較できない要素もあります。たとえば「LinksMate」はゲーマーに特化した格安SIMで、月100MB〜1TB(1,000GB)まで114プランも用意されています。
料金はさほど安くありませんが、最大の特徴は、ゲームやSNS、動画サイトなどのコンテンツのデータ通信量がカウントされない「カウントフリーオプション」が月額550円で追加できること。
もし、スマホでゲームをプレイしたり動画をたくさん見るために大容量プランを契約しているなら、カウントフリーオプションに加入することで、さらに安いプランに変更できるため、結果的にスマホの料金が安くなる可能性があります。
LinksMateの公式サイトによるとゲームなどで消費される10GBのデータ通信費が1GB(1/10)になる場合もあるそうなので、ゲームやSNS、動画サイトなどでデータ通信量を消費している人は、ぜひ一度検討してみてください。
■LinksMateのカウントフリー対象
【ゲーム】アークナイツ/アイドルマスター/アズールレーン/あんさんぶるスターズ!/ウマ娘/刀剣乱舞/にゃんこ大戦争/妖怪ウォッチなど多数
【コンテンツ】ABEMA/AWA/サイコミ/ニコニコ動画/pixivコミック/DMM GAMES/Mirrativ/U-NEXTなど
【SNS】Instagram/Twitter/Facebook
格安SIMなら低速度で無制限プランという選択肢もアリ!
ここまでは高速回線での料金プランを比較してみましたが、実は格安SIMには通信速度を1.5〜3Mbps程度の低速に抑える代わりに、データ通信量が無制限になるプランを提供しているのをご存じでしょうか?
その代表格が「mineo(マイネオ)」です。mineoには高速回線で月定額の「マイピタ」のほかに、速度制限あり(低速)で無制限の「マイそく」の2つのプランが用意されています。
「マイそく」は、月〜金曜の12〜13時に通信速度が制限されますが、最大1.5Mbpsの「スタンダード」は月額990円、最大3Mbpsの「プレミアム」は月額2,200円で利用できます。
イオンモバイルやIIJmioなどの回線速度は下り最大1,288Mbpsなのに、1.5Mbpsや3Mbpsで大丈夫なの? と不安に思う人も多いでしょう。
確かにこの速度では、YouTubeやNetflixなどで1080pの高画質で再生するのはコマ落ちしてしまいますが、720p以下に画質を落とせば動画をスムーズに再生できます。
とくに5インチ以下の小さい画面のスマホで動画を見るのであれば、720p以下でも画質が悪いと感じることはないでしょう。
これなら、データ通信量を気にせずいつでも快適に動画サイトも視聴できるので、スマホの料金を大幅に節約することも可能ですよ!