今回ご紹介するのはアメリカのとある動物園で行われたユニークな取り組みについてです。
女性飼育員が取り組んだ、一風変わったミッションとは!?
目次
女性飼育員が取り組んだミッション
孤児のオランウータンに母性と教育心が芽生える
女性飼育員が取り組んだミッション
舞台はアメリカ、バージニア州にあるメトロ・リッチモンド動物園にて。
この動物園で働く飼育員のターナーさんは、普通の飼育員であれば体験しないであろう特別なミッションに取り組みました。
それは....「オランウータンに授乳育児を教える」というもの。
というのもターナーさんが担当するオランウータン飼育ゾーンで暮らす「ゾーイ」というオランウータンは自身が孤児として育った為、自身の赤ちゃんに対する母性や育児に関する本能が備わっていなかったのです。
ゾーイが初めて母親になった時、悲しくも彼女は育児を行う選択をしませんでした。
そこで2番目の赤ちゃんの誕生に際して飼育員のターナーさんはユニークな方法を取ったのです。
孤児のオランウータンに母性と教育心が芽生える
ゾーイの2番目の赤ちゃんの誕生の際、偶然ターナーさんは自身も子育ての真っ最中でした。
そこでターナーさんはゾーイの檻の前で赤ちゃんに授乳する姿を見せたり、子育ての様子を実演して教えたのです。
その他にも別のオランウータンの育児の映像を見せるなど様々な工夫も相まって、なんとゾーイは子育てができるようになったのです。
孤児という不運な環境で生まれたこによって母性を失ったゾーイが、後天的に母性を取り戻すということは奇跡に近いことだと動物園関係者は話します。
ユニークな取り組みが大成功を呼んだアメリカの動物園での事例なのでした。
このオランウータン、賢すぎるし器用すぎ!男性のジャケットのシッパーを下ろして脱がせただけでもスゴいのに、この後ビックリな行動に!!
来場者が落としてしまったサングラスを身に付けた賢いオランウータン、その姿が超カッコいい!!