一眼レフカメラの特徴の一つ「ぼかし」。素人でもぼかしを使用するだけで「プロっぽい」それなりの写真が撮れるとして人気の機能です。

しかし最近のスマホのカメラも高性能化し、「ぼかし」や「広角レンズ」を使用したような写真を撮影することが可能になっています。もはや「一眼レフ」に迫る勢いのスマホ。

しかもiPhoneでは撮影後にその「ぼかし」の設定を変えることができるらしいのです。いやいや、そんな夢のような技術無理でしょう……。と思うのかもしれませんが、ところがどっこい!できるんです。

■ 「ぼかし」を調整する「f値」とは

「f値」とは、一眼レフなどの設定である、レンズの明るさを示す値。一般的に「f値」を小さくすると、光を沢山入れることができ明るくすることが可能。同時に「ぼけ」を生み出すことが可能となります。

このように、「f値」を調整することで、背景のぼかし度合いが調整できるのです。

知らんかった!iPhoneの「写真ぼかし」後からでも設定可能だった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

ただし、一度撮影したものは、後で「f値」を変更することができない、というのが通常でした。ところがiPhoneであれば、後ほどでも設定が可能となります。

■ 写真の「f値」を調整する方法

「f値」を後から設定することなんてできるわけないだろう、と一眼レフを使ったことがある方なら思うでしょう。それができるようなのです。いったんまず、撮影時に「f値」を設定する方法を紹介します。

「f値」を設定するには「ポートレートモード」で撮影します。ですので「ポートレートモード」にします。

※ポートレートモードは、iPhoneSE(第2世代)以降、iPhoneX以降、iPhone7PlusおよびiPhone8Plusで利用できます。

知らんかった!iPhoneの「写真ぼかし」後からでも設定可能だった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

すると「f値」を設定するアイコン(写真左上)が表示されますので、それをタップ。「f値」を設定するための機能が撮影ボタンの横にでてきますので(写真矢印)それで調整可能です。

知らんかった!iPhoneの「写真ぼかし」後からでも設定可能だった
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

これは、あくまで撮影時に行う設定です。しかし、撮影後に行うにはどうしたら良いのでしょうか。