付帯特典やサポートが手厚くなる
ステータスが高いカードのほうが手数料は高めである一方、付帯特典やサポートなどが手厚くなっている。
ステータスが高いカードをもつメリットは?
プラチナカードやブラックカードは決済上限額や付帯特典の面で保有者にメリットがあるが、そのほかにも「社会的信用につながる」といった特徴もある。
ブラックカードを持っているということは、クレジットカードの発行元による「お墨付き」がついている人物ということだからだ。
自分からブラックカードを見せびらかすのは控えたいが、ブラックカードで会計しているところを目にした人は、その人に一定の信用を寄せるはずだ。
「分相応」のクレジットカードを持とう
最後に付け加えておきたいことは、ステータスの高いクレジットカードを持つことが、その人にとっての最善の選択ではないという点だ。
高い年会費を払っているのにもかかわらず、そのクレジットカードで高額な決済をせず、付帯特典も十分に利用しないのであれば、手数料無料の一般カードで十分な場合もある。
要は、「分相応」のクレカを持つことを心がけたい。
文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。
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