SUVモデルを多く有する普通乗用車セグメントが、4月の販売登録において前年同月比138.3%と活況だ。SUV市場は4カ月連続で前年を上回り、同140.0%(本紙調べ)と大幅な伸長だった。普通乗用車登録台数で大きく前年超えを果たしたのは、レクサス(同245.4%)、日産(183.3%)、マツダ(226.9%)、三菱(189.0%)。

4月のSUVマーケットでは首位ヤリスクロスに186台差でトヨタハリアーが迫る!(23年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
(画像=首位まで186台差。コンパクト、軽SUVを差し置いて2位のトヨタ・ハリアー 画像はGハイブリッド(2WD) 価格:411万9000円、『CAR and DRIVER』より 引用)

 4月の首位は4カ月連続でヤリス・クロス(7190台)。先月同様2位はトヨタ・ハリアーだったが、その差は186台と先月の502台差から縮まってきている。生産状況次第では逆転する事もありえるだろう。軽自動車、コンパクトSUVが並ぶSUV上位ランキングで今月も5位と健闘しているのはランドクルーザーシリーズ。4549台と前年の1.8倍の販売台数。人気の300系も内数で約1500台の販売と生産も安定してきている。同様にレクサスNXも前年から6.5倍の登録で8位、クラウン・クロスオーバーもTOP10常連に。

4月のSUVマーケットでは首位ヤリスクロスに186台差でトヨタハリアーが迫る!(23年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
(画像=トヨタ・クラウン・クロスオーバー。スポーツやセダンの追加投入も近い。、『CAR and DRIVER』より 引用)
4月のSUVマーケットでは首位ヤリスクロスに186台差でトヨタハリアーが迫る!(23年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
(画像=1997台で16位にランク、SUBARUクロストレック。世界統一名称に変更したXVのモデルチェンジ版、『CAR and DRIVER』より 引用)
4月のSUVマーケットでは首位ヤリスクロスに186台差でトヨタハリアーが迫る!(23年4月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

1=ヤリスクロス:7,190
2=ハリアー:7,004
3=ライズ:5,723
4=タフト:4,992
5=ランドクルーザー(プラドを含む):4,549
6=ハスラー:4,052
7=カローラクロス:4,020
8=レクサスNX:3,709
9=ジムニー:3,267
10=クラウン・クロスオーバー:3,110
11=ヴェゼル:2,988
12=CX-5:2,746
13=RAV4:2,326
14=CX-60:2,101
15=ジムニー・シエラ:2,075
16=クロストレック:1,997
17=ロッキー:1,885
18=エクストレイル:1,697
19=レクサスRX:1,511
20=CX-8:1,313

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ