「安分守己」の類義語

「安分守己」とはどんな意味の言葉?何て読む?
(画像=『FUNDO』より 引用)

最後に「安分守己」の類義語についても見てみましょう。
「安分守己」の類義語には「一枝巣林」や「知足安分」「飲河満腹」などがあります。

一枝巣林

「一枝巣林」とは、分相応の暮らしに満足することの例えです。
不必要に他の物まで求めようとせず、分相応を守ることを言った四字熟語となります。

「一枝」とは文字通り1本の枝のことを言います。
「巣林」とは林に巣を作ることを言った言葉です。

鳥は木が無数に生えている林に巣を作ったとしても、自分で使う分は1本の枝だけとされています。
そういった鳥たちの様子から「一枝巣林」という表現が生まれたとされています。

そのため、本来の言葉通り「一枝巣林」は単に小さい家に満足することを指したりもするようです。
それら自分の身の丈に合ったもので満たされるという点が「安分守己」に通じます。

知足安分

「知足安分」とは、高望みをせず自分の境遇に満足することの例えです。

「知足」は足ることを知るということを意味します。
「安分」は自分の境遇に満足することを意味します。

つまりは分をわきまえて欲をかかないことを言った言葉です。
これらの言葉には高望みをしないという意味もあります。
それらの点が「安分守己」と似ているのではないでしょうか。

飲河満腹

「飲河満腹」とは、自分を律して満足すべきことを言います。

ドブネズミが大河の水を飲んだとしても、その量は小さな腹を満たすにすぎません。
それらのことから、欲をかいたところであまり意味がないという意味を持つようになったとされています。

転じて、人にはそれぞれ相応しい分があるという意味で使用されるようになったのだとか。

特にそれ以上望んではいけないという戒めや教えとされます。
それらの点が「安分守己」と同じと言えるかもしれませんね。

まとめ

「安分守己」とは高望みせずに暮らすことの例えです。
自分の身の程を知り、それに見合った生活をすべきだという戒めや教えとしても使用される四字熟語となります。

これらは自分を律することの大切さを説いた言葉とも言えます。
実際に現代にはSNSなどでつい見栄を張りたくなるものです。
そのため、つい背伸びした生活をしてしまいがちな人は、この言葉をぜひ頭に入れておきましょう。

提供元・FUNDO

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