経験豊富なライダーにはスリルを、初心者ライダーには親しみやすく楽しい走りを。これまでのRS 660モデルの中で、最も軽量でスポーティなモデルがやってくる。
ピアッジオが、アプリリア RS 660の特別仕様車である「RS 660 エクストリーマ」の日本市場導入を決定した。7月に全国のアプリリア正規販売店にて発売予定で、現在予約を受け付けている。
往年の名機に由来する「RS 660 エクストリーマ」
この特別仕様車は、1992年から1994年にかけて製造された「アプリリア 125 エクストリーマ」に由来する。125cc史上、最も高性能かつ最速モデルのひとつだ。
最大の特徴は、これまでのRS 660モデルの中でも際だってスポーティかつ軽量な仕上がりになっていること。
車体右側へ新たに配置されたSCプロジェクト製の軽量エキゾーストシステムや、高品質なカーボン製フロントマッドガードと新デザインの新型アンダーカウルをはじめとする専用装備により、標準比3kg減の166kgという驚異の乾燥重量を実現している。
その個性はシングルシートフェアリングによって強調され、リア周りの洗練されたデザインが目を引く。パッセンジャーシートも付属し、シングルシートフェアリングと取り替えることにより二人乗りも可能。
また、トップカテゴリーのモデルに採用されるテクノロジーや電子制御デバイスを搭載し、経験豊富なライダーから初心者ライダーまで満足できる走りを提供する。
トラクションコントロール、コーナリングABS、エンジンブレーキ、エンジンマップ、ウィリーコントロールといったRS 660に標準装備の電子制御に加え、RS 660 エクストリーマには、逆シフトパターン時でもクイックシフトを有効にするソフトウェアを搭載する。
公道やサーキット走行においても、バイクのパーツを交換することなく簡単に変更が可能な設計となっている。
専用デザインとなるホワイトとレッドのカラーリングは、遠目からでも一瞬でこの特別仕様車の性質を識別できる。
メーカー希望小売価格は1,815,000円(税込)で、カラーは鮮やかなチェッカーフラッグ。特別装備品として専用グラフィック、シングルシートフェアリング、SCプロジェクト製エキゾーストシステム、カーボン製フロントフェンダー、カーボン製アンダーカウル、逆シフト対応クイックシフトソフトウェアを備える。
6月1日(木)より受注を開始しており、7月上旬から順次出荷を予定する。十分なスリルと初心者への親しみやすさをもつニューモデルは必見だ。
(SAYA)