価格以外の特徴も理解して判断することがカギ
フレキシブルオフィスや内装付きオフィスは、5年前ではほぼ事例のなかった新しいオフィス移転先です。よって、特徴をしっかり押さえずに価格やイメージだけで選んでしまうと、まだまだミスマッチが起こりうる選択肢と言えます。
数多くのフレキシブルオフィスが登場したことで、各社価格競争になっている市場背景もあり、価格優先で選んでしまうと“安く移転できた”で終わってしまうことも。
実際にオフィス選びの現場ではお客様から「思ったよりも機能を使いこなせていない」「席数はそんなに必要なかった」などの声も耳にしていますので、慎重に選ぶことが重要になってきます。
つまり、それぞれのオフィスの価格以外の特徴を理解したうえで、精度の高い判断をすることが満足のいくオフィス移転を実現するカギとなるのです。
会社の成長にも直結する“オフィス選び”
オフィスは企業の未来を左右する大きな要素。【フレキシブルオフィス】や【内装付きオフィス】という種類だけを頼りに選ばずに、企業のワークスタイルとそれぞれのオフィスの特徴を理解し、より精度の高いオフィス選びをおこなうことが大切です。
価格や立地条件はもちろん重要な点ですが、企業カラー、メンバーの現状、今後の展望などの細かな部分を踏まえて擦り合わせることが日々のパフォーマンス、ひいては会社の成長に直結すると言えますので、情報をしっかりとインプットしたうえで、意志のある選択をすることが重要です。
※この記事は、ヒトカラメディア公式ブログ内で執筆した「【2022年版】30名までの企業の失敗しないオフィス選びとは。」を加筆・修正したものです。
<著者プロフィール>
上岡貴弓(うえおか・たかゆみ)
株式会社ヒトカラメディア
ワークデザイン事業部 企画営業チームリーダー不動産領域のスタートアップでセールス、マネジメント職を経て2017年にヒトカラメディアにジョイン。企画営業職としてスタートアップ・ベンチャー企業をメインとしたオフィス移転に数多く携わる。オフィス移転をきっかけに、働く場と働き方からいきいきとした組織と個人を増やしたい。