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かつて浦和レッズでプレーしていた日本代表DF橋岡大樹は、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からブンデスリーガ(ドイツ1部)所属クラブへの移籍に迫っているようだ。
橋岡の去就については、ベルギーメディア『sporza』が先月に「シュミット・ダニエルや橋岡は移籍を望んでいる」とリポート。ベルギーメディア『Vortbal』は今月はじめに「彼は鎌田大地や冨安健洋の後を追う」と、ステップアップ移籍が確実との見方を示していた。
するとベルギーの地元メディア『Truineer』は5日に「ケルンはすでにSTVVに対して、橋岡の獲得オファーを提示している」と報道。市場価値を150万ユーロ(約2億2000万円)と見積もった上で「STVVは以前、遠藤航を170万ユーロ(当時約2億円)でVfBシュツットガルトに売却した」と、遠藤のSTVV退団時と比較している。
同選手は2021年1月に浦和からSTVVへ移籍。加入直後から右サイドバックでレギュラーに定着すると、2022/23シーズンはリーグ戦34試合中31試合の先発出場で4アシストをマーク。右サイドを主戦場にほぼ全試合でスタメン出場したが、チームはプレーオフ出場圏外の12位でシーズンを終えている。
また橋岡本人は今年2月にベルギー紙『Het Belang van Limburg』のインタビューで「みなさんご存知の通り、僕はもっと上を目指しています。この夏にステップアップ移籍が可能なら、お願いしたいですね」とコメント。
「ベルギーで2シーズンプレーする中でたくさんのことを学びました。次のステップに進む準備はできていると感じています」と、ベルギー国外クラブへの移籍を示唆すると「この冬、すでにいくつかのクラブが私の代理人に連絡してきましたけど、まだ合意には至っていません。STVVとの契約を残していますし、ある程度お金のあるクラブでないといけないですね」と、現状を明かしている。