21日は、マンハッタンのレキシントンアベニュー/63ストリート駅のホームで、通勤途中だった女性が、見知らぬ男から発車する電車に向かって、突き飛ばされる事件があった。ニューヨーク市警察は事件翌日、クイーンズのホームレスシェルターに滞在していたカマル・セムラッド(Kamal Semrade)(39)を逮捕した。女性は、電車に顔面を打ちつけ、「即座に首から下が麻痺する」重傷を負った。

その後も、転落または突き飛ばしが立て続けに発生している。

30日、ブルックリンのサンセットパークにある25ストリート駅で、27歳の男が、54歳の男性の顔を殴り、線路に転落させる事件があった。29日には、Fトレインのセカンドアベニューストリート駅で、男性が口論となった男から、右腕を刃物で切りつけられた後、よろめいて線路に転落した。