銀座ランチ日記その2 銀座松屋通り「よもだそば 銀座店」
(画像=撮影:セブツー、『SEVENTIE TWO』より 引用)

 銀座には、いわゆる立ち食いそばの店が現在2軒ある。元祖天玉そばを謳っている(天玉そば:かき揚げ天と卵が両方のっている)新宿・思い出横丁の「かめや」銀座店と今回紹介する銀座・松屋通りにある「よもだそば 銀座店」(銀座4丁目3番2号銀座白亜ビル1階)である。まさに鰻の寝床のような奧に細長い店で動くのに難渋する店だが、なかなかの人気店である。朝の7時から夜の10時半まで営業し、夜はビール、酒の提供もしている。いわゆる「天抜き」(天ぷら蕎麦の天ぷら抜き)で一杯の客もいるようだ。

 ランチとして今回食べたのは、よもだカレー&冷やしたぬき蕎麦(大盛)820円。大盛(100円増し)にするとは私もまだまだ若い(笑)。

 このよもだカレーはスパイシーで酸味のあるインドカレーでハイレベルの出来映えだ。カレーの中にゴロっと入っているのは手羽元である。冷やしたぬきの黒っぽい蕎麦も自家製とのことでなかなかのレベルである。

 実は朝(9時頃)もこの店でたぬき蕎麦410円の大盛(100円増し)をよく食べている。ちなみにこの店では、きつね蕎麦は450円で、たぬき蕎麦は410円である。これが正しい値付けだろう。大半の店はきつねとたぬきは同一価格であるが、これはおかしい。どうでもいい話ではあるけれども(笑)。

 昼の行列は4人ほどだがひっきりなしに並んで途切れない。大体が常連らしい。また女性客が多いのもこの店の特徴である。

 また接客がなんとも腰が低くて素晴らしいのもこの店の美点である。私は「富士そば」も評価しているしたまに食べるが、よもだそばにはとても敵わない。

 ちなみに「よもだ」とは伊予弁で親しみを込めて「なんだか憎めない」「しようがないねぇ」という意味だと言う。オーナーが愛媛県出身なのだ。

 ランチ採点は、5点満点で3.9点(3.5点が合格点)。天下の銀座4丁目にしてこの値段!コスパも評価した。

文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO

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