もはや、夫妻がイギリスに戻り、暴露を止めたところで、もとのような地位をチャールズやウィリアムがくれるはずもない。とくにそんなことしたら、キャサリンのメンタルが持たないだろう。
となると、辛うじて勘当を解かれた程度の扱いしか期待できない。
それに対して、離婚したところで、メーガンはダイアナがそうだったように交渉で肩書きも財産も手に入る。とくに、王室について知ったことを話さないことを条件に代償はいくらでもつり上げられる。
そうなったら、ヘンリーのように特段の魅力もない坊やは用済みだ。メーガンには素晴らしい富と恋が待っている。
『英国王室と日本人: 華麗なるロイヤルファミリーの物語』(小学館 八幡 和郎・篠塚 隆)では、英国王室について単なる噂話だけというものは排除しつつ、よいしょだけでなく、キャサリンの置かれた難しい立ち場や過大評価についても触れている。
■