京都・河原町にある「帆-HAN-」では、祇園祭が一番盛り上がる7月17日(月・祝)の「先祭」に、祭りを満喫できるプランを提供する。同プランでは、祭りのハイライト「山鉾巡行」有料観覧チケットと、昼の祇園祭特別会席、昼夜のドリンクそれぞれ1杯分がセットになっている。
祇園祭りを満喫できる特別なプランを押さえておきたい。
祇園祭の「神髄」、京都の街を「神様」が練り歩く
京都の7月を彩る「祇園祭」は、疫病退散を願う祭りとして平安時代から1000年以上続いている。
絢爛豪華な装飾の山や鉾が都大路を進む「山鉾巡行」はニュースでも報じられるが、その日の夜に八坂神社から3基の神輿が出て、京都の町を練り歩くのはあまり知られていないだろう。実はこれこそが祇園祭の「神髄」だ。
山や鉾を依り代にして街に潜む悪霊を清めたのち、八坂神社の神々を市街地の「御旅所」に招き、民衆と共に祭りを一週間楽しんでもらう。そうすることで荒ぶる神が静まり、疫病や災害を防ぐことができると信じられてきたという。
神輿が通る木屋町通をテラスから一望できる
京都市中京区、高瀬川に唯一現存する、史跡「一之船入」を望むロケーションにこの春オープンした、隠れ家のようなバー「帆」は、山鉾巡行を見られる御池通の有料観覧席まで歩いて約5分。
夜に神輿2基が通る木屋町通は同店のテラスの目と鼻の先だ。
午前中は同店が確保した有料観覧席で山鉾巡行を観覧し、その後は店でゆっくり昼食を取り、夜はテラスで美味しい酒を飲みながら、神輿が来るまで高瀬川の涼風を楽しめる。
神輿が通る時には徒歩30秒で木屋町通まで出て、間近に迫る渡御を堪能しよう。
1日限定の“特等席”プラン
コロナが明けた2023年は、先祭の7月17日(月・祝)が海の日の祝日に当たり、多くの観光客で賑わうことが予想される。
そんな中でも“特等席”プランは、祇園祭が一番盛り上がる一日を、6名限定の「特等席」で楽しめるプランとなっている。
なお、このプランは山鉾巡行有料観覧席と昼の祇園祭特別会席、昼夜のドリンクのほか、夜のテラス席チャージを含んで、一人当たりの料金は33,000円だ。また、昼夜のドリンクはそれぞれシャンパンを1杯ずつ楽しめる。
テラスには2名席と4名席がある。予約は申し込み専用フォームから先着順で受付中。また、7月24日(月)の「後祭」のプラン(22,000円)も用意している。
人気プランのため、早めの申し込みを。
帆-HAN-
所在地:京都府京都市中京区河原町通二条下る一之船入町537-7 2階
(MOCA.O)
※価格は税込み