クレジットカードは何枚持つのが正解なのか……。
もちろん、個人のライフスタイルや使い方によって最適解は異なるだろう。しかし、ある程度の目安はある。
具体例をあげて解説しよう。
クレジットカードは「2~3枚持ち」が一般的
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、2022年3月末における成人のクレジットカードの平均保有枚数は「1人当たり2.9枚」だ。
実際、以下のポイントを考慮すると2~3枚が適当だと考えられる。
・万が一の場合に備えて予備のカードが必要
・さまざまな店舗で使えるように異なる国際ブランドのカードがあると便利
・サービス内容によってカードを使い分けると節約できる
・自分が管理しやすい枚数内に抑える必要がある
枚数が多すぎると管理が大変になるので、一般的には2~3枚がいいだろう。
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【ライフステージ別】ベストな枚数と使い分けの一例を紹介
クレジットカードの最適な枚数は、世代やライフスタイルで大きく異なる。ここからはパターン別に、おすすめ枚数と使い分け方を紹介する。
自分のライフスタイルと照らし合わせて、参考にしてみてほしい。
学生なら1枚
晴れてクレジットカードデビューする学生は、まずは1枚からスタートしよう。実際に使ってみると、カードの個性が見えてくるはずだ。
2枚目以降は社会人になってからでも遅くはない。学生のうちに、クレジットカードの使い方を学んでおこう。
20代のフリーランスや専業主婦なら2枚
収入が不安定なフリーランスや専業主婦でも、最低2枚は持っておきたい。オールラウンドに使えるメインカードと、節約のためのサブカードだ。
サブカードは、よく利用する店舗やネットショップで、お得に使えるカードを選ぶといいだろう。
30代~40代のビジネスパーソンなら3枚
安定した収入のあるビジネスパーソンなら、3枚くらいを賢く使いこなしたい。使い分けの一例を紹介しよう。
・メイン:ステイタス重視。スマホ決済でスピーディーに精算
・サブ:交通系電子マネー対応クレカで手軽にオートチャージ
・スペア:年会費は永年無料、ポイント還元率の高いサービスで利用
契約時は、家族カードやETCカードの取り扱いもチェックしておこう。