今月15日、TOCANAでもお馴染みのライター・村田らむ氏がYouTubeチャンネル「リアル現場主義!!」を始動。同日公開された一本めの動画で、チャンネル開設に至った経緯を「YouTubeで残りの人生を燃やし尽くそうと思っている」と説明しており、閉鎖病棟やカルト教団で行った潜入取材を振り返る動画を次々と投稿し、早速話題を集めている。
村田氏といえば、ホームレスや新宗教、樹海などをテーマにした過激なルポルタージュを手がけることでよく知られた人物だが、意外にも本人のなかではダークサイドを扱っている認識はないそう。「見たいものを見に行ってるだけなんです。ホームレスの話を聞いてみたい! とか樹海を歩いてみた〜いって、結構ルンルンで取材している」とのこと。
相方の謎の巨大パンダ・ダン君とともに「エグい、生な世界をポップにお届け」というコンセプトのもと、ほのぼのとした雰囲気のなか、今までに経験したどギツい取材秘話が明かされていくという中毒性のある新感覚番組に仕上がっている。
閉鎖病棟に潜入成功! ところが今度は退院できなくなって……
5月17日に公開された「「精◯病院に潜入取材してみた‼︎」飲む拘束衣でカタカナの世界へ‼︎ 「アレ? 出レナクナッチャッタ…」」では、「(自分で)精神病院に入って、出られなくなった話とかをすると、ものすごいクレームがきますよね」と言いつつ、今から約20年前、ある雑誌の企画で精神科の閉鎖病棟に潜入した際のエピソードを語っている。
きっかけは「精神病院の中って一体どうなっているんだろう?」という単純な好奇心だったそう。
しかし、何度精神科医に入院したいと意思を伝えても、薬を処方されるだけでなかなか潜入できない。このやり取りを一カ月ほど続けた後、だんだんと気が滅入ってきた村田氏が、ボソッと”ある一言”を呟いた瞬間、医師の態度が一変! 即座に精神病院への入院が決定したという。
無事に潜入できたものの、”飲む拘束衣”とも呼ばれる強力な睡眠薬「ベゲダミン」が処方され、今度はまったく身動きが取れない状態に。村田氏は動画内で、閉鎖病棟というカオスな空間に放り込まれていながら「心が微動だにしなくなった」と述べている。
最終的に自身がライターであることを正直に打ち明けたようだが、精神疾患による虚言とみなされ事態は絶体絶命! はたして、このピンチをどうやって乗り切ったのか……?