ベトナム中南部のバンメトートは、タイグエンと呼ばれる高原地帯ダクラック省の省都です。日本人にとってはベトナムの観光地といえばハノイとホーチミンですが、欧米人の間では、ここバンメトートもニッチな観光エリアとして人気です。そのバンメトート旅行の最大のハイライトといえば、ゾウ乗り体験。「エレファントライディング」として観光客に一番人気のアトラクションとなっています。

目次
エレファントライディングを楽しめる場所
個人旅行とツアーどちらもおすすめ
エレファントライディングを楽しめる場所

エレファントライディングが体験できる場所は複数箇所ありますが、ここではオススメの3箇所をご紹介します。いずれもガイドブックにも載っているような人気スポットなので、探すのに苦労することはないでしょう。
1. ブオンドン村
幾つかあるスポットの中でも人気なのは「ブオンドン村」。大規模面積の自然公園で、バンメトートの郷土料理や吊り橋渡り体験などを体験することができます。

その敷地最奥部では、湖畔でゾウに乗ることができます。ゾウに乗るときは、ゾウの背に着いた椅子に座りますし、揺さぶられて落とされることはまずありませんのでご安心を。ただ、小さなお子さんはトライするか考えた方がいいかもしれません。
2. ヨックドン国立公園

ベトナムで最も敷地面積が大きい国立公園です。とはいっても観光客向けのアトラクションが整備されているわけではなく、あくまでも自然公園。トレッキングが人気で、ここに生息しているゾウやシカなどを見ることができます。さらにゲストハウスもありますので、気に入ったら宿泊することも可能です。

この国立公園内でもエレファントライディングが可能。ブオンドン村やラック湖(下記参照)よりも安く乗ることができます。自然の中をのそのそと歩く大型のゾウに跨るのはかなりハラハラします。約30分ほど自然散策したあとは、エサをやることも可能です。
3. ラック湖

ラック湖もブオンドン村、ヨックドン国立公園と並ぶ人気の観光スポット。広大な湖の傍にはエレファントライディングの申し込みや食事ができる施設があります。ラック湖ツアーに参加した場合は、ここで昼食を食べることになりそうです。エレファントライディングでは一番の人気を誇るのがラック湖。

その理由は、御覧のようにゾウに乗って湖を歩いてわたることができるからです。かなりのスリルを味わえますが、慣れてくると非常に爽快。日本では決して体験できない異国情緒を満喫することができます。
また、ラック湖ではカヤックを楽しむことができますし、湖傍に建つ少数民族のエデ族の家々を見学することもできます。もし滞在期間が短く、足を運べるスポットが1つ2つであれば、ラック湖を選んだ方が満足度が高いかもしれません。
個人旅行とツアーどちらもおすすめ
ここで紹介したスポットには、自分でタクシーをチャーターする方法と、ツアーに参加する方法が考えられます。ツアーに参加する場合は余計な心配をすることがないので安心できますが、タクシーをチャーターするのも簡単です。いずれも市内から車で1時間ほど走ったところにあるので、観光プランは事前に練っておくのがいいでしょう。
文・写真・古川悠紀/提供元・たびこふれ
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