今回は建築好きな私がおすすめする、ベトナムはダラットにあるクレイジーハウスと言う、アミューズメントパークでもありホテルでもある不思議な場所をご紹介します。
とにかく建物が異様で、おとぎの国の世界観でした。大木を模した形の、4~5階建てのビルの中には、デザイナーズホテルのようなユニークで写真映えするお部屋がいくつもありました。
目次
クレイジーハウスのストーリー
ダラットの観光名所クレイジーハウス
クレイジーハウスのストーリー

(画像=『たびこふれ』より引用)
正式名称はHằng Nga Guesthouse。
公式にオープンしたのは1990年で、建築家ダング・ ヴィエット・ガー(Đặng Việt Nga)の作品。
彼女はモスコの大学で建築の勉強をし、博士号を取得しました。そして、彼女の父親チュオン・チン(Trường Chinh)はベトナム共産党のリーダーで、ほぼ6年もの間ベトナム社会主義共和国のトップを務めた人物でもあった。いわゆるエリートですね。
ダラットは緑に囲まれ、自然も豊かな場所で、彼女の自然への尊敬やクリエイティビティを表現するのに適した場所でした。 クレイジーハウスは、ハワイや温暖な地域に生息するガジュマルの木(バニアンツリー)の中に建物を作っている。そのバランスがまたユニークって面白い形を作っていました。
ダラットの観光名所クレイジーハウス

(画像=『たびこふれ』より引用)
ベトナムを縦断している人でもスキップしてしまうかもしれない小さな町ですが、そんなダラットの小さなクレイジーゲストハウスに、年間9万人もの人が訪れるそうです。
日本ではまだ知られていないようで、ダラット自体日本人を全く見かけませんでした。その代わり、欧米人特にフランス人が多かったです。 欧米人には、別荘地として人気みたいです。