アルピエム・ウォッチ(ARPIEM WATCHES)
レースマティック TBML 2

【1960年代〜70年代のモーターレース黄金期を時計で表現】フランス発の時計ブランド、アルピエム・ウォッチ(ARPIEM WATCHES)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

次に紹介する“レースマティック”は、先に紹介したトリビュート・クロノの進化系に当たるモデルだ。3層構造の文字盤、1960年代から70年代のモータースポーツを象徴するサブダイヤルなど、基本的なコンセプトやデザインを前作から踏襲しているが、自動巻きムーヴメントを搭載している。この“TBML 2” は、マクラーレンチームの創業者でもある伝説的ドライバー、ブルース マクラーレンに敬意を評した時計の最新仕様。カーボン仕上げの文字盤には、彼の 4 回のグランプリ勝利のうち 2 回の勝利が記されている(一つ目は 59 年のアメリカでの勝利で、彼はデビューからわずか 1 年後、当時 22 歳で最年少の GP 優勝者となった。二つ目は68年のスパ・フランコルシャンでの最後のGP勝利で、彼は自身のデザインした車を駆って勝利を収めた)。文字盤の下部には、彼の母国ニュージーランドの象徴であるキウイのシルエットがデザインさえている。

【1960年代〜70年代のモーターレース黄金期を時計で表現】フランス発の時計ブランド、アルピエム・ウォッチ(ARPIEM WATCHES)に注目
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

ケースサイズは42.5mmで、素材には316Lステンレススチールケースを採用。文字盤デザインは1960年代の車のマノメーターからインスピレーションを得ており、ムーヴメントはパワーリザーブインジケーターを備えたミヨタの自動巻き、Cal.9132を搭載。 風防はサファイアクリスタル製で、100m防水を確保している。 3種類のカラーバリエーションがあり、ベルトは、レザー、ナイロン、シリコン、ステンレススチール、ミラネーゼメッシュから選択が可能。裏ブタにはシリアルナンバーがエンボスされている。限定生産で販売価格は、589ユーロ(約8万7千円)だ。

文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

提供元・Watch LIFE NEWS

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