ニューヨーク市の地下鉄駅のホームで30日、利用客の男性が線路に突き落とされる事件が発生した。

ニューヨーク市警察から得た情報によると、通報が入ったのは午後10時頃。ブルックリンのサンセットパークにある25ストリート駅で、27歳の男が、54歳の男性の顔を殴り、線路に転落させた。被害者は軽傷で、病院で手当などは受けていない。なお線路には給電用レール(第3軌条)が敷かれており、接触して感電死する危険がある。

警察は事件に関連し、ブロンクス在住のチャールズ・ウィリアムズ容疑者を、無謀な危険行為と暴行の容疑で逮捕した。地元メディアは、容疑者は事件後まもなく、隣の36ストリート駅で拘束されたと伝えている。事件当時、二人の間に何らかのやりとりがあったかは不明。