遠藤渓太 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスに在籍していたFW遠藤渓太は、ブンデスリーガ(ドイツ1部)ウニオン・ベルリンからドイツ2部アイントラハト・ブラウンシュヴァイクへレンタル移籍期間が今年6月に満了を迎える中、ウニオンで構想外だと報じられている。

 同選手は2020年7月に横浜FMからウニオンへ移籍。2021/22シーズンのブンデスリーガでわずか4試合の出場に終わると、昨年7月にブラウンシュヴァイクへ1年レンタルにより加入していた。そのブラウンシュヴァイクでは、昨年10月から今年2月にかけてリーグ戦9試合つづけてスタメン出場。しかしチームが2部残留争いを繰り広げる中、3月以降は途中出場3試合と出場機会が激減。それでも最終節で87分間プレーし、チームも2部残留を決めている。

 そんな遠藤はウニオンと契約を2024年6月まで残しているが、今季ブンデスリーガ4位と来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したウニオンではプレーしない見込みだ。

 ドイツ誌『ビルト』は先月に「ウニオンに未来のない選手たち」と見出しをうち、現在他クラブへレンタル移籍中であり、来季の構想から外れていると思われる6名を特集。

 遠藤について「この日本人選手は2部リーグで18試合に出場している。ただブラウンシュヴァイクは買い取りオプションを行使しないだろう。しかし両クラブが移籍金について合意に至れば、遠藤がブラウンシュヴァイクに残留する可能性はある」と綴っている。