ABEMAの動画を通信環境が安定していない場所で視聴すると、一時的に低画質で再生されることがあります。 たとえば繁華街や地下鉄などはどうしても電波が悪いため、画質も悪くなりやすいです。

ABEMAの画質が悪い際に「高画質」へと切り替えて視聴する簡単な方法
ABEMAでは「モバイル回線時」と「Wi-Fi回線時」に分けて画質を設定できます。外出中に見る場合は「通信節約モード」にすると、読み込み速度が速くなるうえに通信量も節約可能。一方でWi-Fi回線なら、高画質に設定したほうが動画を楽しめます。このように、ABEMAでは通信環境に応じた画質設定が大事です(画像=『オトナライフ』より 引用)

なおブラウザ版のABEMAでは画質設定の項目がなく、ABEMA側が自動で画質を調整しています。そのため、ABEMAの画質を手動で変更したい場合は、アプリ版ABEMAが必須です。本記事では、アプリ版ABEMAで画質設定を変更する方法を画像付きで解説します。

ABEMAの画質設定は7通り | モバイル回線/Wi-Fi回線それぞれ設定可能

ABEMAアプリの画質は「モバイル回線時」と「Wi-Fi回線時」に分けて設定可能で、以下7段階から選べます。

画質設定 1GBで再生できる時間
通信節約モード 約10時間
最低画質 約5時間
低画質 約4時間
中画質 約3時間
高画質 約1.5時間
最高画質 約1時間
自動で最適化
(Wi-Fi回線時のみ)
不明
(現在の通信速度の範囲内で適切な画質に調整される)

通信量は画質によって異なり、「通信節約モード」では1GBで約10時間視聴できます。通信量が最も多いのは「最高画質」で、1GBあたりわずか約1時間。単純計算で10倍ほども通信量が変わるということです!

以上のことから、ABEMAの画質設定は通信方法によって使い分けるのが理想的。モバイル回線で「読み込みが遅い」もしくは「ギガを節約したい」などの場合は、画質設定を下げましょう。一方、自宅や公衆Wi-Fiなどを使うのであれば、画質設定を上げると綺麗な動画を楽しめるのでおすすめです。

ABEMAの画質は他社と比較して良い?悪い? | ABEMAはフルHD対応
ABEMAは「フルHD(1080p)」には対応していますが、「4K(2160p)」は利用不可。ABEMAと他の動画ストリーミングサービスの対応画質を比較してみましょう。

サービス名 フルHD 4K
AbemaTV x
dTV 一部作品のみ
U-NEXT 一部作品のみ
Netflix(プレミアムプラン) 一部作品のみ
Amazonプライムビデオ 一部作品のみ
Hulu 一部作品のみ
Paravi x x
FODプレミアム x x
TELASA テレビのみ x
dアニメストア 一部作品のみ x

ABEMAは4K非対応ですが、筆者はそれでも十分だと考えています。ABEMAはスマホやタブレットで外出中などに利用することが多く、画面サイズも小さいためフルHDと4Kの違いが分かりにくいからです。4Kで使うとデータ通信量が増えたり、通信速度が遅くなったりするため、かえって不便になるかもしれません

【Wi-Fi回線】ABEMAの画質設定の変更方法

「Wi-Fi回線で見ていたら画質が悪い」という場合は、画質をできるだけ上げてみましょう。iPhoneとAndroidいずれの端末でも、以下の操作方法・手順で画質を変更できます。
ただしブラウザ版からはできないので、スマホアプリ版ABEMAが必要です。

ABEMAの画質が悪い際に「高画質」へと切り替えて視聴する簡単な方法
【1】ABEMAアプリを開き、画面右下の①「マイページ」→②「設定」と進み、【2】③「画質設定」をタップします(画像=『オトナライフ』より 引用)
ABEMAの画質が悪い際に「高画質」へと切り替えて視聴する簡単な方法
【3】筆者の場合は「通信節約モード」になっていました。「Wi-Fi回線時」をタップして、【4】「最高画質」を選ぶと綺麗な映像を楽しめます(画像=『オトナライフ』より 引用)