MileagePlusセゾンゴールドカードはショッピングでユナイテッド航空のマイルが還元率1.5%で貯まる。マイルを貯めている人ならば一度はチェックしておきたいゴールドカードのひとつだ。マイル以外にも空港ラウンジ利用、セゾンカード優待、付帯保険など、このクレジットカードの際立った特徴を見ていこう。

目次
1,MileagePlusセゾンゴールドカード基本スペックと入会条件 選べる3つの国際ブランド
2,MileagePlusセゾンゴールドカードのポイントサービス、還元率
3,ポイント還元率を上げる5つの方法
4,MileagePlusセゾンゴールドカードの3つのメリット
5,MileagePlusセゾンゴールドカードがおすすめなのはどんな人?

1,MileagePlusセゾンゴールドカードの基本スペックと入会条件 選べる3つの国際ブランド

MileagePlusセゾンゴールドカードは1.5%のマイル還元率に、空港ラウンジサービスや海外用Wi-Fiルーターの優待などが付帯した、「旅」に特化したゴールドカード。現在は旅行に行きづらい状況ではあるが、旅行好きで今後、国内・海外の旅行計画を立てている人であれば、ぜひチェックしてもらいたい。

このクレジットカードのメリットを見ていく前に、まずは基本スペックと入会条件を確認しよう。

MileagePlusセゾンゴールドカードの基本スペック 

国際ブランド アメリカン・エキスプレス(アメックス)
VISA
Mastercard
年会費 2万2,000円(税込)
家族会員5,500円(税込)
ポイントサービス UNITEDマイレージプラス・マイル
通常ポイント還元率 1.5%
ポイント交換対象 特典航空券
座席アップグレード
楽天スーパーポイント など
空港ラウンジサービス 国内32空港+ハワイ・ホノルル
付帯保険 海外旅行傷害保険(自動付帯)
国内旅行傷害保険(利用付帯)
ショッピング安心保険
追加カード 家族カード
ETCカード
電子マネー セゾンiD
セゾンQUICPay
※おサイフケータイ利用

MileagePlusセゾンゴールドカードの入会条件

入会条件として「18歳以上の電話連絡可能な方(高校生除く)」「ユナイテッドのマイレージプラスプログラムにご登録の方」とある。一定の世帯年収があれば、学生や専業主婦でも作れる可能性はあるということだ。

>>MileagePlusセゾンゴールドカードの公式サイトはこちら

MileagePlusセゾンゴールドカードのステータス性を一般カードと比較

ユナイテッド航空で利用する際は、カードフェイス含めて一目置かれることになるだろう。参考までに、1つ下のランクにあたる「MileagePlusセゾンカード」と比較してみよう。

MileagePlus
セゾンゴールドカード
MileagePlus
セゾンカード
年会費 2万2,000円(税込) 1,650円(税込)
通常マイル還元率 1.5% 0.5%
サンクスマイル
(更新時マイル贈呈)
1,500マイル
(アメックスのみ贈呈)
500マイル
(アメックスのみ贈呈)
空港ラウンジサービス 国内32空港+ハワイ・ホノルル なし
海外旅行傷害保険 最高5,000万円 最高3,000万円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円 なし
ショッピング安心保険 年間100万円限度 なし

「MileagePlus セゾンカード」と比較すると、空港ラウンジサービスや付帯保険といった、ゴールドカードらしい特典が用意されていることがわかる。

2,MileagePlusセゾンゴールドカードのマイルサービス、還元率は?

通常、セゾンカードではクレジット利用によって「永久不滅ポイント」というポイントが貯まる。しかしMileagePlusセゾンゴールドカードでは、マイル(ショッピングマイル)が直接貯まる仕組みになっている。

貯まるマイルと還元率……還元率1.5%でユナイテッド航空のマイルが貯まる

貯まるマイルはユナイテッド航空の「UNITEDマイレージプラス・マイル」で、クレジット支払い1,000円につき15マイルが付与される(マイル還元率1.5%)。

ただし、年間獲得マイルが7万5,000マイルを超えた分については、1,000円につき5マイルの付与(マイル還元率0.5%)になる。とはいえ、マイル還元率1.5%で7万5,000マイルを獲得するには年間500万円のクレジット利用が必要になるので、ほとんどの人は気にする必要はなさそうだ。ちなみ「MileagePlus セゾンプラチナカード」では、年間で貯まるマイルに上限はない。

マイルに有効期限はないが、カード年会費やキャッシングの支払いのほか、楽天Edyやnanacoなどの電子マネー、おさいふPonta、ココカラクラブカード、PARCOプリカ、ピコカ、アゼリアカード、しらたまプリカへのクレジットチャージ利用分は、マイル加算の対象外だ。

MileagePlusセゾンゴールドカードにはマイレージカードとしての機能もあり、クレジット支払いのほか、ユナイテッド航空のフライトでもマイルが貯まる。また、ANAを含む26社の航空会社が加盟するスターアライアンス各社の利用分もマイル加算の対象になる。

### マイルの交換対象……やはり航空機関連で利用するのが賢い マイルは特典航空券やクラスのアップグレードのほか、ホテル宿泊特典やレンタカー特典、楽天スーパーポイントなどにも交換できる。ただし、ホテル宿泊特典やレンタカー特典は基本的に英語圏向けのサービスなので、利用しやすいのは特典航空券、アップグレード、楽天スーパーポイントへの交換になるだろう。 #### ・特典航空券への交換は5,000マイルから 特典航空券の交換は5,000マイル以上から。本人や家族以外の名義でも申込み可能だ。 フライトは片道単位で予約することになるので、往路と復路で異なるクラスを選ぶこともできる。また、お得な仕組みとして、3都市以上を巡る周遊フライトでは1フライト分を「マイル消費なし」にできる「エクスカーショニスト・パーク」というサービスも用意されている。 マイルが不足していて特典航空券に交換できない場合、マイルを購入して充当することもできる。ただし、この制度には「必要マイルの半分まで」という上限があることは覚えておきたい。通常は1,000マイルあたり35米ドルかかるが、このカードでは10%オフになる。 #### ・年53万円~の利用で東京/沖縄の片道国内便特典航空券に交換も ANAなどの国内便(スターアライアンス加盟航空会社便)の特典航空券への交換については、2015年に必要マイル数が大幅に減ってお得になった。エコノミークラス片道の交換例は、以下のとおり。
路線 必要マイル
東京/羽田 - 大阪 5,000マイル
東京/羽田 - 札幌 5,000マイル
東京/羽田 - 沖縄 8,000マイル
東京/羽田 - 石垣島 8,000マイル
これによると、MileagePlusセゾンゴールドカードで約53万円を利用すると、その獲得マイルで東京-沖縄間の片道航空券を入手できることになる。ただし、これは2020年5月現在のもの。マイレージは変動制になっているため、交換の際には必ずレートをチェックするようにしたい。 #### ・マイルを使った座席アップグレードも マイルを座席アップグレードに充てることもできる。たとえば、ユナイテッド航空の日本-ハワイ便をエコノミーからファーストクラス/ビジネスクラスへアップグレードする場合、2万~3万マイルが必要になる。ただし、場合によってはマイルに加えて350~600米ドルの支払いも求められる。 #### ・楽天スーパーポイントも公開対象 1,000マイル→400ポイント(400円相当)のレートで、楽天スーパーポイントに交換できる(年間10万マイルまで)。 ただし、一般的に1マイルは2円相当の価値があるとされるので、楽天スーパーポイントに交換すると価値が目減りすることになる。「当面は航空機を利用する予定がない」といった場合を除き、交換するメリットはあまりないだろう。

3,マイル還元率をアップさせる5つの方法を紹介 ボーナスマイル獲得の機会が豊富

MileagePlusセゾンゴールドカードでは、ショッピングやフライト以外にもマイル獲得の機会が多く用意されている。ここからは、還元率・付与率をアップさせる5つの方法を見ていこう。

・方法1,国際ブランドにアメックスを選ぶと1,500マイル獲得

国際ブランドにアメリカン・エキスプレスを選んだ場合、入会2年目から毎年、年会費請求の2ヵ月後に「サンクスマイル」として1,500マイルがプレゼントされる。

・方法2,コスモ石油を利用すると還元率が2%に

コスモ石油の利用分は、1,000円につき5マイルがボーナスマイルとして加算される。通常ショッピング分と合わせると1,000円につき20マイルが付与されることになるので、マイル還元率は2%になる。

・方法3.提携ホテル利用でボーナスマイルが付与される

世界各地の1万5,000軒以上のマイレージプラス提携ホテルを利用すると、通常のショッピングマイルとは別にボーナスマイルが付与される。

加算されるマイル数は、「滞在1回あたり250マイル」や「利用金額100円ごとに1マイル」などホテルによって異なる。

・方法4,提携レンタカー利用でもボーナスマイルを獲得できる

ハーツレンタカーやダラーレンタカーなどのマイレージプラス提携レンタカーを利用すると、通常のショッピングマイルとは別にボーナスマイルが付与される。

ハーツレンタカーの場合は利用1回につき500マイル、ダラーレンタカーでは利用期間1~4日の場合は1日50マイル、5日以上の場合は500マイルが進呈される。

・方法5,「マイレージプラス ショッピング ジャパン」経由で還元率アップ

このクレジットカードでは、オンラインショッピングサイト「マイレージプラス ショッピング ジャパン」を利用できる。ここを経由して買い物をすると、店舗ごとに設定されたボーナスマイルを獲得できる。登録ショップには楽天市場やYahoo!ショッピングのほか、じゃらん、ベルーナ、ディノス、楽天西友ネットスーパー、えきねっとなど、日常的に利用できる店舗・サービスが揃っている。

4,MileagePlusセゾンゴールドカード3つのメリット 空港ラウンジや付帯保険など

MileagePlusセゾンゴールドカードの最大の特徴はマイルを効率的に貯められることだが、それ以外にもゴールドカードらしい優待・特典が用意されている。

メリット1,国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料で利用できる

国内主要32空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料で利用できる。対象ラウンジのある空港は、以下のとおり。

新千歳空港 函館空港 旭川空港
秋田空港 仙台国際空港 新潟空港
小松空港 成田空港 羽田空港
中部国際空港 関西国際空港 神戸空港
岡山空港 米子鬼太郎空港 広島空港
山口宇部空港 高松空港 徳島阿波おどり空港
北九州空港 福岡空港 大分空港
熊本空港 宮崎ブーゲンビリア空港 鹿児島空港
ダニエル・K・
イノウエ国際空港(ハワイ)
青森空港 富山空港
富士山静岡空港 出雲縁結び空港 長崎空港
大阪国際空港(伊丹) 松山空港 那覇空港

一般的なゴールドカードに付帯する空港ラウンジ特典も付帯していることがわかる。

メリット2,セゾンカードの優待を利用できる

ユナイテッド航空だけでなくセゾンカードの優待も使えるため、旅行や日常生活をお得にすることもできる。主な特典は以下のとおり。

・海外用モバイルWi-Fiルーターレンタル優待

海外用モバイルWi-Fiルーターレンタルのデータ通信料が10%オフ。対象空港は新千歳空港、成田国際空港、羽田空港国際線、関西国際空港、中部国際空港、高松空港、福岡空港国際線の7空港。

・全国の西友・リヴィンで5%オフ

西友・リヴィンで毎月「第1・第3土曜日5%オフ」の開催日にクレジット払いをすると、食料品から衣料品までが5%オフになる。

・セゾンカード優待店で最大60%オフ

カードの提示・利用で、水族館などのレジャー施設や、全国のレストランやホテルを最大60%オフで利用できる。

メリット3,最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯、最高100万円のショッピング保険も

このクレジットカードには、海外・国内旅行傷害保険とショッピング保険が付帯する。

・旅行傷害保険は最高5,000万円で海外は自動付帯

海外・国内とも最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯する。海外は「自動付帯」、国内は「利用付帯」だ。

海外・国内ともに、家族に対しても保険が適用される家族特約が付いているのが特徴だ。それぞれの補償内容は、以下のとおり。

海外旅行傷害保険(自動付帯)

保険項目 補償金額
(本会員)
補償金額
(家族特約対象者)
傷害死亡・後遺障害 5,000万円 1,000万円
傷害治療費用 300万円 200万円
疾病治療費用 300万円 200万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円
携行品損害 50万円 20万円
救援者費用 300万円 200万円

国内旅行傷害保険(利用付帯)

保険項目 補償金額
(本会員)
補償金額
(家族特約対象者)
傷害死亡・後遺障害 5,000万円 1,000万円
入院日額 5,000万円 2,000円
通院日額 2,000円 1,000円

・上限100万円のショッピング安心保険も
国内において、カードで購入した商品が火災・破裂・爆発・破損・盗難など偶然の事故により損害をこうむった場合のショッピング保険も付帯する。購入日から90日以内に、1事故100万円を上限に補償される(自己負担額5,000円)。

5,MileagePlusセゾンゴールドカードはどんな人におすすめ?

ユナイテッド航空をよく利用する人ならMileagePlusセゾンゴールドカードはマイルが貯まりやすくメリットの多いカードだといえる。特に、米国でレンタカーやホテルを利用する機会が多いなら、通常のショッピングマイルに加えて特典マイルを獲得でき、効率よくマイルが貯まっていく。

ユナイテッド航空のヘビーユーザーなら、5万5,000円(税込)の年会費ではあるが、マイルの上限なしにマイル還元率が常時1.5%となり、ユナイテッド便での優先搭乗やユナイテッド航空の空港ラウンジを年2回利用できる「MileagePlusセゾンプラチナカード」の取得も視野に入れてもいいだろう。

 

モリソウイチロウ
執筆・モリソウイチロウ
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。

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