酒ハックプロジェクト社は、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて、自宅で手軽に酒の熟成ができるキット「#酒ハック」の応援購入募集を開始している。

同プロジェクトの期間は6月7日(水)までなので、気になる人には早めのチェックをおすすめする。

オリジナルの熟成酒が手軽に作れる「#酒ハック」

「いつかは自分の樽で熟成酒を作りたい」と考える人のために生まれたのが、「#酒ハック」。同商品は、焼き上げ処理が施された国産の銘木を専用ボトルにセットしたところに自分好みの酒を入れるだけで、手軽に樽熟成酒を楽しめるキットとなっている。

「熟成」と聞くと長い時間を要するイメージがあるが、同商品の場合は最短半日で酒の味わいを変化させられるため、「今日飲みたい!」というニーズにもしっかりと応えることができる。

さらにボトルや銘木は、再利用可能。銘木を取り出したあとに、別の酒に漬けて風味を楽しむという嗜み方も可能だ。使えば使うほど香りが変化する銘木を育てる楽しみも、次第に生まれてくるだろう。自身で焼き上げを行う「ホワイトモデル」では焼き加減も好きなように調整できるため、オリジナルの熟成酒を存分に楽しんでみてはいかがだろうか。

目的は日本の林業や木産業を盛りあげること

同プロジェクトは、全国有数の木製家具生産地である静岡から始まった。静岡では日々数多くの高級家具が制作されているが、悲しいことに端材や余材の多くが捨てられてしまっている。良質な銘木が使われていることもあり、端材とはいえそのまま捨ててしまうのはもったいないという声も多く上がっていた。

国土の3分の2が森林に包まれている日本では、林業を振興し、後世に美しい森林を受け継いでいくことが重要だ。そこで同プロジェクトを通し、日本の林業や木産業を盛り上げるきっかけ作りを目指したという。

静岡や北海道で生まれた端材などを使用

同商品の銘木の一部には、静岡や北海道の間伐材や端材、余材が活用されている。このような活用法を増やすことで、日本の木に関係する産業がこれまで以上に活性化していくことだろう。

同社ではこれからも全国の酒愛好家たちとタッグを組み、日本の林業や木産業を応援する取り組みを続けていく。

自宅に「#酒ハック」が1つあれば、いつもと同じ酒でも違った雰囲気で楽しめる。応援購入ができる期間は限られているので、忘れることなく手に入れたい。

(kyoko.)