5月28日は僕の誕生日です。先日の5月26日(金)には研究室の博士課程の学生さんたちがサプライズで僕の誕生日をケーキで祝ってくれました。

ということで、本日の書評は僕の誕生日にも関係する、

小川洋子(著)「博士の愛した数式」

です。

なぜ僕の誕生日と小川洋子さんの「博士の愛した数式」が関係あるのかということを解説(?)していきます。

本書は

80分しか記憶が続かない数学者と、家政婦とその息子はしだいに心を通わせ――第1回本屋大賞に輝いた、あまりに切なく暖かい奇跡の物語。

ということで、数学者と家政婦とその息子を巡る心温まる小説で、もう読まれた方は多いと思いますが、僕の超おすすめ小説なのです。

物語の中で28という数字が、博士の大好きな阪神タイガースの江夏豊選手の背番号として登場します。そして「完全数」が物語の中心的な役割を果たしているのです。