5/17(水)、友人と久しぶりにカセ釣りを楽しんできました。日頃はフカセ釣りがメインでダンゴ釣りをする機会が少ない筆者。フカセ釣りとは異なる短竿でのスリリングなやり取りはとても新鮮に感じられ、釣行の度に面白さを感じます。今回は、その釣行の模様をお伝えします。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)
釣り日和のカセ釣り
当日は晴天で穏やかな天候に恵まれて絶好の釣り日和に。日中は気温が急上昇する予報のため、日焼け止めや日除けを活用して紫外線対策。水分と塩分はこまめに補給して脱水や熱中症を防止しましょう。
原金つり船店から5時30分に出船し、4隻のカセのうち1隻のみが浅場の貯木場方面へ。筆者が乗るカセを含めた3隻は好調が続く離岸堤に向かいます。
一文字と並ぶ沖のポイントで、水深は約10m。敷石やテトラによって海底の起伏が激しく、底に仕掛けを着けずに浮かせ気味に釣るのがポイントです。
使用タックル
・ロッド:がまチヌ いかだ競技スペシャルⅢ165 (極先調子使用)
・リール:セイハコウSP RC83
・ライン:フロロカーボンライン1.75号
・フック:かかり釣り用チヌ針3号
ダンゴ
・市販ベース剤(ウキダンゴ用)
・ヌカと砂を4:1で混ぜたもの
・さなぎ粉(細挽き)
友人からの助言でウキダンゴ用のベース材を使用しました。割れ方がスムーズで水深がある場所でもダンゴの割れが明確に出て分かりやすいとのこと。
エサ取りが多く活発なため、砂を混ぜて重さを付けつつ少ない水分でダンゴを締めて突破します。
さしエサ
・ハードオキアミ
・スイートコーン
・サナギミンチ(激荒)
・練りエサ(茶・黄)
先述の通り、エサ取りが多くオキアミは瞬殺されてしまうとの情報があるため、サナギやコーンを主軸に釣りを組み立てる必要があります。コーンは多めに5缶用意してサナギミンチと共にアンコとしても使用します。
開始早々クロダイをキャッチ
離岸堤での釣りは底の地形を探る所から始まります。底の地形が高い場所を探してそこで待つのが基本で、割れてからも穂先を下げずにノーシンカーで流すのが基本です。セオリー通りに底に着けようとすると、起伏の段差や穴に引っかかりやすいので注意。
開始直後から中層でメジナとフグのダンゴアタックがありますが、想定よりも大人しく感じられます。しばらく打ち返すと友人が速攻でヒット。見事この日最初の本命をキャッチしました。筆者も続くように本命をヒットさせて幸先の良いスタートです。