ニールセン デジタルは、テレビ画面からの動画視聴の状況に関する今年3月の日本における調査結果を4月25日に発表した。

それによると2023年の広告型インターネット動画(インターネット投稿動画と無料インターネット動画の合計)の視聴時間の割合は19%となって、2022年の17%から2ポイントアップした。

また年代ごとのTV画面からのサービス別視聴時間割合を調査。その結果TV番組を見ている34歳以下は42%と他の年代に比べ最も低かった。35〜49歳は50%、50歳以上は60%だった。一方で、広告型インターネット(インターネット投稿動画と無料インターネット動画の合計)の視聴の割合は、34歳以下26%、35〜49歳17%、50歳以上14%という結果が出た。特に34歳以下は2022年は19%で、この1年で一気に7ポイント上昇しているのが注目された。

また動画コンテンツ内の衣装や小道具などに実際のブランドやサービスを登場させる「プロダクトプレイスメント」の影響については、

①知るきっかけになった:34歳以下23%、35〜49歳18%、50歳以上5% ②好きになるきっかけになった:34歳以下18%、35〜49歳15%、50歳以上4% ③検索した/公式ホームページを見た:34歳以下14%、35〜49歳8%、50歳以上7% ④利用/購入した:34歳以下10%、35〜49歳9%、50歳以上1%

特に34歳以下がこの「プロダクトプレイスメント」に強く反応していることが分かった。

以上の調査日は2023年3月6日〜9日。パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかのデバイスを通して月1回以上インターネットを利用している日本全国の16歳以上の男女3200人が対象。

文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生