川島永嗣 写真:Getty Images

 リーグアン(フランス1部)ストラスブール所属の元日本代表GK川島永嗣は、来季の去就が不透明であるようだ。

 同選手は川崎フロンターレ、リールセSK、ベルギー1部スタンダール・リエージュ、スコットランド1部ダンディー・ユナイテッド、フランス1部メスなどをへて、2018年8月からストラスブールでプレー。2020/21シーズンには正守護神とバックアッパー1番手の負傷離脱により出場機会を確保し、シーズン終了後に2年間の契約延長を勝ち取っていた。

 そんな川島は経験豊富なベテラン選手として、今季もリーグ戦11試合でベンチ入りも昨年9月に左肩を負傷。コンディションの万全でない中、FIFAワールドカップ・カタール大会に参戦していたが、今年1月に負傷箇所の手術を報告。以降は公式戦で一度もベンチ入りすることなくシーズンを終えている。

 それだけにフランスメディア『Alsa’Sports』は今月末、ストラスブール所属選手の去就を特集した際に「川島は今季限りで契約満了だが、リーグアン最終戦後も彼の将来はまだ決まっていない。彼は肩の負傷により、今シーズンはほとんどプレーしていない。特筆すべきは、彼がもう40歳であることだ」とリポート。同選手の去就が白紙状態であることを強調した。

 なおストラスブールには、清水エスパルスから期限付き移籍中のU22日本代表MF鈴木唯人が在籍。鈴木は今年4月16日のアジャクシオ戦で1ゴールと鮮烈デビューを飾ったが、その後はわずか1試合の出場に終わっている。