株式会社QQEnglish は、新型コロナウイルスの5類移行に伴う、海外への語学留学に関する意識調査を実施。
新型コロナ終息に向け、回答者の約4人に1人が海外留学に興味を持っているという結果になりました。さらに、留学したい理由については男女で異なることも明らかになっています。
調査は2023年5月11日から5月12日まで、15歳以上の男女1000人を対象にインターネット調査ツールであるFreeasyを使って実施されました。
約4人に1人が留学「興味ある」
「現在の語学留学への興味」について質問したところ、とても興味がある(7.4%)、やや興味がある(15.1%)と全体の約4人に1人が海外の語学留学に興味があるという結果になりました。
しかし、海外留学に全く興味がない人は2人に1人という結果になり、興味がある人とない人で差が生まれていることが分かります。
続けて以下の質問を、留学に興味がある、やや興味があると回答いただいた方から100名を対象に、留学への意識について調査を行いました。
留学希望の理由はさまざま、男女でも違いが
「語学留学に行きたい理由は?」と質問したところ、「語学力の向上」や「コミュニケーション力の向上」が上位という結果になりました。
しかし、語学スキルの向上だけでなく、異なる文化や価値観との接触を通じた視野の拡大、自己成長、そしてグローバルな人脈形成と、留学を希望する理由は人によってさまざまということが分かります。
また、留学したい理由は男性・女性で異なりました。男性で多かった回答は「専門分野の知識やスキルアップのため」であるのに対して、女性は「自分を鍛える・見つめ直すため」といった傾向にあります。
留学するなら1か月以上の長期滞在を希望
「海外に語学留学するなら、どれくらいの期間を希望しますか?」と質問したところ、「1ヶ月以上」と回答したのが全体の約80%となりました。
ここから留学を意識している人たちは「留学=長期滞在」を前提とし、言語習得に加え、現地の文化理解や人脈作りなど、留学で得られることを全部体験したいと考えていることが分かりました。
留学費用に対する意識は大きなバラつき
留学の費用に関する認識は、回答者の留学計画や期待値に大きく左右されることが判明。「海外の語学留学にかかる費用はどれくらいかと思いますか?」と尋ねたところ、「100万円以内(26%)」を見込む方が最も多い回答になりました。
一方、留学費用について「200万円以上」を想定する学生も12%いることが分かりました。これらは留学期間と合わせて留学に求める体験、個々の経済的な状況、そして留学を終えてからの人生設計に基づいていると考えられます。